2008年11月25日火曜日

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~(ネタバレ)

さて、続けてラノベマイスター推薦図書「AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~」

田中ロミオ(著)なライトノベル。CROSS†CHANNEL のシナリオライターの人ですな、ライトノベルを出してたとは知らなかった。次のKeyのRewriteの仕事をずっとやってるものかと・・・

で、どんな話かっつーと
主人公は今年から高校に通う普通の高校生。新学期始まってしばらくしたころ宿題を学校に忘れてしまって夜の学校に取りに行く。するとそこには青いローブをまとった魔女が!?この時点でオレの中ではKanonの舞が連想されて

・「邪魔!」といいつつ魔法を放ってオレの後ろに居る魔物と戦い始める。→わけも分からず逃げ帰る俺→翌日、ずっと休んでいた空席の人が来る(昨日の魔女)
という展開を思い描いて次のページをめくったら

1.攻撃してくる→逃げる俺→のちに誤解と判明、和解し共闘するようになる、恋もする
2.「逃げて!」襲ってきた怪物と戦う→かばわれる俺→俺の機転で怪物を撃退、のちに恋
3.キスされる→キスが翻訳魔術だ→魔女は俺の家に住む、バトルもある、のちに恋
4.倒れる→家に連れ帰り介抱→魔女は俺の家に住む、バトルもある、のちに恋
っていう主人公の妄想が書かれてたorz

まぁそんなよくありそうなファンタジー展開な学園モノなんだけど、話を読み進めていくと教室のクラスメイトに
・邪聖剣士ツヴァイ・ヴァンダー騎乱(きら)
・闘装騎震イグナイト
・織田流第六天魔剣の継承者
・えっと、吸血鬼とあとなんだっけ
なんか、そういうのが集まってきて、でもみんな自称でこれはいわゆるひとつの邪気眼使いたちの物語。

話を読み進めながら、でも青の魔女だけは本物なんじゃないか!?とか思いつつ読んでいくが読み進めれば進めるほど単なる異常な邪気眼使いになっていく。気づけば最後まで読んでて、あれ?今気づいた、これファンタジー的設定が何も無い!ファンタジー的設定の妄想は山ほどあるけど話の中にファンタジー的要素が何もなかったのか。気づかなかったw

基本、電車の中で読んでたんだけど、もうニヤニヤが止まらなくてかなり怪しい人になってた気がするorz

2 件のコメント:

deadbeaf さんのコメント...

ガガガであと3冊ぐらいだしてるよ。
人類は衰退しました。ってやつで。

こっちはちょっと違うテイストだけどな。

Chishow さんのコメント...

うみゅ、そっちも気になってる。
いずれ読もうかと