2011年8月28日日曜日

積みゲー消化 戦場のヴァルキュリア1クリア


 積みゲー消化をやっています。いつかやろうと思いながらもずっと積みっぱなしだった「戦場のヴァルキュリア」をようやくプレイ。クリアしましたー。

プレイ時間

 プレイ期間としては1週間ほど、多分時間だと40時間弱ぐらいだと思う。サイドストーリー的な断章もだいたいプレイしたので時間かかったのかも。イベントシーンとゲームシーンの割合だと、ゲームシーンの方が長い。逆にイベントシーンとか会話シーン、シナリオ自体のボリュームはそんなに無いかも。

感想(ネタバレ無し)

 噂通り良ゲーでした。独特なグラフィックも良かったし、ゲームシステムもシンプルだけど抜けが少ない感じ。難易度は「これ初見殺しじゃね?」みたいな理不尽な時もあったけど、死んで配置を覚えて対策を取れば倒せるし、遊撃訓練でレベル上げがいくらでもできるので程よく倒せるまでレベルアップしてやれば問題なし。・・・いや、ちょっと理不尽だったかもな?特にレベルが低い時に行くと1戦闘が1時間を超えるようになったりして、最後の詰めのところで背後から援軍がでてきて一撃死とかあって「えー?これで2時間パーでやり直しー?」みたいのはあった。
 でも、ゲームシステムの方はなかなか良かったな。単純なターン制の戦略シミュレーションとはひと味違う感じで面白かった。攻撃のヒットや回避が確率で行われるのも面白かった。スナイパーライフルのヘッドショットが超長距離から決まった時のヨッシャ!って感じが好き。そして、戦車砲の弾がことごとく外れた時のクソッ!って感じが嫌いだw
 あと、気になった所だとダウン時のラグドール表現がちょっと雑だったかなぁ。この頃は確かハードウェアがPS3やXbox360に交代してCPUパワーがあがって、ようやく物理エンジンというものを現実的にゲーム機に組み込めるようになってきた頃だよね。まだこなれてなかったのかな?
 シナリオの方は、ゲームのミッションをメインに据えて各ミッション間を上手くつなぐように考えられてるように感じた。シナリオがどーんとあって、どの部分をイベントにしよう?どこをゲームにしよう?みたいな形じゃないのでゲームのマップとか設定、特殊地形や特殊ボスなんかに無理をあまり感じなかった。こういうゲームをメインにしてるものはいいよね。

感想(ネタバレ有り)

 もう、時期を随分昔なんでネタバレも何も無い気がするが・・・発売は2008年だから3年前ですね。私はアニメの方を先に見てしまったのでゲーム自体のシナリオにはネタバレというものが殆どなかったので驚きもあまりなかったが。アニメの方ではイサラのシーンは衝撃だった。戦場のヴァルキュリアって作品はそういう感じじゃないと思ってたのに・・・そのイベントを境に急展開な感じでびっくり。あれのインパクトが強くて「よし、ゲームもいつかやろう!とりあえず買って積んでおこう!」ってなった作品です。
 イサラはゲームシステム的には戦車の操縦者ってことになってるので居なくなっても、「せっかく育てたキャラが!!」とかが無いんだよね。これもゲームをメインに考えてつくられたシナリオだったりするのかな?w
 アリシアのヴァルキュリア化した姿は良かった。てか、ヴァルキュリアの力を奮ってるユニット怖すぎる。戦車とか一撃だし、ゲームしてて素で「えっ!?」って声が出てしまうw ラストバトルでも、おまけでも良かったからヴァルキュリア化したアリシアで戦車や兵士を無双してみたかったw
 偵察兵が強かった。もう少し移動制限があってもよかったのかも?偵察猟兵になってライフルグレネードを手にするとほとんど無敵。敵の射程範囲外からライフルグレネードを打ち込んで安全地帯へ帰ってくるってプレイが出来てしまう。でもまぁ些細なミスで即死するのでいいのかな?なんか偵察兵というより視界外から忍び寄って爆弾設置して帰ってくる・・・暗殺兵っぽかったw
 偵察兵が強いからそれだけでいいかというと、装甲車に対する攻撃は対戦車兵が居ないと話にならないし。戦車が集中砲火されたり地雷が大量に設置されてるなら支援兵が必須。そうでなくてもコマンドポイントを持ってるロージーやラルゴは何もしないでも入れておいたほうがいいし・・・とかやってると偏ったプレイが好きな私でも兵種のバランスがそんなに崩れない。強制されてる感じがそれほどないのに各種兵種の利点欠点を考えながらプレイをすることになってて「よくできてるな~」って思った。

 さて、このまま次は戦場のヴァルキュリア2をプレイしてみるかなー

2011年8月12日金曜日

Rewrite (ネタバレ) クリア後感想

全体を通して

Key作品って、各ヒロインキャラのシナリオを終えたあとに出てくる物語のメインシナリオがだいたい気合はいってて、キャラによっては多少外れっぽいシナリオがあったりするんだけど、今回は逆で、どのキャラのシナリオも良く出来てた。逆にメインシナリオの方が少し難しくて、普通にプレイしてるだけだと上手く理解できなかった。ひと通りクリアしたあと、色々と曖昧な部分が多かったので2週目を飛ばしながらだけどプレイしたり、考察サイトを覗いたりしてみたら、MoonとTerraもなるほどという感じだった。

「泣き」要素

Key作品に求めてた「泣き」要素については、各ヒロインキャラのシナリオで十分満足な感じ。ルチアシナリオのひまわり畑、隔離施設での叫び、静流シナリオでの瑚太朗都の別れ、日記。ちはやシナリオでの親からの伝言、ぎるとの別れ。この辺がすごく良かった。

「バトル」要素

逆に今までにない感じだと、バトル要素。こんなに各キャラ全部に詰め込まれるとはびっくりだ。エイプリルフール発表の動画が何もウソが混じってなかったからね。バトルものだったってことか。描写については何度か書いているように波長があってすごく盛り上がる時と、なんだか覚めてしまう時があった。とりあえず人間の敵がおしゃべりすぎなのがちょっとなぁ。それと、1秒に何発だの、この空間にどれだけだの、何杯の力だの、数値を計算して凄さを表す表現ってのがどうもさめてしまう・・・うみねこのなく頃にの時も思ったけど、竜騎士さんの芸風なのかな?どうも苦手だ。
でもルチアシナリオの最後の静流、ちはやとのバトルはすごく良かった。スクリプトも頑張ってる感じだったし。ちはやシナリオの巨大化した咲夜とのバトルも熱かった!オープニング曲というBGMに騙されてるのかな?でもすごくよかった。逆に、ミドウとのバトル、高砂とのバトルはしゃべりすぎだったかなと思った。
あと、バトル要素が増えたことでバトル曲が増えてテンションの上がる曲が多くなって嬉しかった。

伏線

伏線の多さ、上手い隠し方。今回はその辺をすごく感じた。こういうのを探していくのもおもしろいね。この時のこのセリフはそういうことか!みたいのがあちこちに散りばめられてて面白い。だいたい秘密が明かされるまで本当に分からない事が多い。小鳥のシナリオはかなりびっくりした。日常パートでのまったくそれを臭わせない感じ・・・よかった
あとは、キャラの特殊な属性とか、ギャグ的な過剰表現とかがかなりの数がシナリオの設定に絡んだ伏線になっててびっくりした。小鳥さんのガーデニング能力はドルイドの力だし、小鳥母のちょっとずれた変な受け答えは魔物化されて知性が無いという伏線。ルチアの辛党も毒の抑制剤による副作用。ちはやの怪力もキャラ付けとして入ってるだけとおもいきや、咲夜という魔物との契約によってできたものだし。朱音の謎の権力もガイアの聖女としてのもの。静流のオッドアイは・・・というかオッドアイは基本シナリオに絡む伏線ってのはわかりやすいけど。それにしても色々うまくつくられててびっくりした。

ホラー要素、グロ表現

竜騎士さんがはいったからなのかな。アサヒハルカのシナリオはなかなか面白かった。ルチア視点での物語が虚偽という叙述トリックはちょっとやり過ぎかな?と思ったけど、あれがないとホラーな感じが出ないかな・・・でもまぁ面白かった
グロ表現もなんか増えたね。魔物に食い殺される人が多いこと・・・でもまぁ押さえ気味だったしバランスは良かった気がする。

限定版についてきた小説

これクリアしてから読んだ。怪我をしてから本編の最初につながるまでの話だね。何気に重要な話じゃないか。最初のオープニング前のセリフとも関わってくるし、世界設定の理解の手助けになった。

世界設定

この辺は田中ロミオさんの力か。Moonシナリオでの設定。現世パートを世界設定と絡める感じとか面白かった。あらためて二週目をプレイしてみると色々感じ方が違う。Moonで模索した世界が滅亡しない可能性の命の理論。それをアウロラに乗せてTerraへ送り込む。「いつかまた君と会いたい 天王寺瑚太朗」が篝火となって選択肢を導く・・・それによってとても選びきれるようなものではない無数の選択肢から正解を選び取れるという選択肢の演出とかあらためて見るとよく出来てる気がする。

地球での再変換をもうあと一度しか行えないぐらいエネルギーが枯渇している状態で、月に一度引き上げて慎重に命の理論を組む。現実の地球で試せるチャンスはあと一回ってことなんだろうね。そうなるとTerraシナリオで篝を「逃がす」を選べなかった場合のバッドエンドは真のバッドエンドで、もう星の救済を行っても二度と生命が生まれない。地球の死を意味するんだろうな。

「良い記憶」というのはTerraで篝が宇宙開拓やテラフォーミングに興味をしめしたように宇宙へ命を広げることになるのかな?地球に優しいエコ、環境破壊を抑える、戦争をなくす。そういったことが「良い記憶」になると思ってたけど、人類の発展が停滞すること。発展の可能性が止まってしまうことが、宇宙へ命を放つという「良い記憶」に繋がらないってことなのかな?
最後のシーンで召喚された瑚太朗が月に行ける。何万もの生命力を使えば外宇宙にも行けると言ってるのは、「良い記憶」を作るための事なんだろうか?

MoonとTerraが月の篝によってつくられた命の理論に「いつかまた君と会いたい 天王寺瑚太朗」が組み込まれ、無数の可能性を篝火によって抜け、人類が魔物と超人の力を得て革命を起こし、瑚太朗が召喚されて月に、篝に会いに行く。そんな話だと考えると、壮大でいい話だね。それがきっかけで魔物の力による宇宙開拓が始まり、地球での命が宇宙に広がっていく・・・それが篝たちの「良い記憶」であり願い。地球の滅びを回避する手段でもあるってことなのかな?

この辺の解釈はそう思っただけなので、真意はわからないけど、そういう考え方をして2週目をプレイしてみると随分MoonとTerraの印象が変わった。最初クリアした直後は何が言いたかったのかよく分からなかったし、地球の環境破壊にたいしてガーディアン、ガイア、ドルイドと3つの視点を提示してるようなものかと思ったけど、この解釈だとその3つのそれぞれの方法では各ヒロインのシナリオのように皆が幸せにならない。宇宙へと進んで生命を広げていこうってことなのかな?最後のシナリオだけが全員が揃ってるし。

なんか、勝手に自分で盛り上がっちゃったけど、そういう考えをもって二週目とかやると面白いね。1週目をクリアした直後は色々分からなくて、各ヒロインのシナリオの方が面白かった。MoonとTerraってそれまでのヒロインが幼くなっちゃってて実質出て来てないようなものだしイマイチなんじゃないか?って思ってたけど、こうやってみると壮大な篝と瑚太朗のシナリオとして面白いかもね。

後日「乙月杯日(・人・)」ルートクリア

少し間をおいて、こっちのルートもクリアしてみました。・・・バカだwww
こんな世界設定でも、こんなエンディングも有りです。みたいな二次創作物的なおまけシナリオなのかな。そういえば、リトルバスターズでも筋肉エンドがあったな。最近そういうノリが好きなのかな?Keyは

最後に

最近、ゲームの感想とかをエントリーとして残すのは、将来時間差でクリアしたフレンドと話をするために思い出すためだったりしてる。このエントリーも、きっと何ヶ月もあとにRewriteをクリアして読んでるフレンドとかも居るんだろうなぁ~と思いながら書いた。みんな楽しめたかな?

Rewrite (ネタバレ) 最終章

ネタバレ防止のためにちとエントリーのタイトルをぼかさせてもらってます。

プレイ前の感想

ヒロインの各ルートクリア後に出てきました。いつも通りといえばいつも通りか、AIRで初めてSUMMERが出た時はおまけシナリオぐらいに思っててAIRは良かったけどKanonを超えることはなかったなーとか思っていた頃が懐かしい。

というわけで、今回は「Moon」ですか・・・Moonとは?月?いったいこのシナリオでは何を明かしてくれるんだろう楽しみだ。今のところ個別のシナリオもとてもボリュームがあってそれぞれがそれぞれのヒロインに対してはトゥルーエンドと言っていいような終わり方をしているが・・・

小鳥は鍵を守る役目から解放されて、死にそうになってしまった瑚太朗をギリギリで助けられて・・・

ルチアは毒を抑制することは結局出来なかったが、瑚太朗と一緒に世界中のシェルター巡り

朱音さんは、鍵による救済を行って罪に問われたが、瑚太朗と一緒に追放・・・森で暮らすことに

ちはやは咲夜を失ってしまったが、瑚太朗と一緒になれた

静流は鍵による完全な救済で地球が緑化されてしまったけど、その中に樹として残った瑚太朗の元に戻ってきた

どのシナリオも良く出来てた、ハズレ無しって感じだったね。思想が合わなかった朱音さんシナリオぐらいかな、あまり納得できなかったのは。熱かったのはちはやシナリオ。すごく良かった。泣けたのは静流、ルチアシナリオか・・・ちはやのシナリオも結構熱いだけじゃなくて泣けた。ホラーでゾクゾクしたのはルチアの分岐直後のアサヒハルカシナリオね、すごくよかった。色々衝撃を受けた小鳥シナリオもよかった。

さて、最終シナリオ・・・いってみようか




Moonクリア後感想

とりあえず、オープニングムービー、アニメだったな。カッコイイ。これがエイプリルフールネタのようにして公開されたムービーか。確かにRewriteプレイ前の印象からはかけ離れててびっくりするね。いきなり地球と月をバックにRewriteのロゴ・・・オイ!って思うよねw
Keyのエイプリルフールネタはマヂな事が多いので、今回はネタバレ防止も兼ねて情報遮断してたので、全部クリアするまでエイプリルフールに公開されたムービーは見るのを控えてた。結果としては良かったかな、このムービーは知らないほうが楽しめた気がする。
うたわれるものとかもそうだったけど、物語の進行度によってオープニングが変わったりするのはすごく好き。

今までの物語がMoonの篝の手によるシミュレーションされた可能性世界・・・やっぱりこういう設定できたか。シナリオライターのメンバー的にそういう設定で絡めてくるんだろうなとは思ったのでそこまで驚かなかったし、覚悟もできてたから良かったが・・・そういう耐性や前知識がない人には、各ヒロインたちの物語を汚されたように感じるかも?上位世界から見たら今までの話が一つの可能性だったとか・・・
「うみねこのなく頃に」をやってる時にそう思ったんだよな。どんなにホラーで残虐で感動があったとしても、それを眺める上位世界の描写がたびたび入ってゲーム盤の上の世界での出来事の価値を下げてしまう。この手の設定はかなり危険だと思う。

地球での滅びが不可避となり、再変換に必要なエネルギーもなくなってきたためMoonに一旦引き上げて時間、生命の概念が超越されているような上位世界で永遠の時を使って滅びない地球の可能性を「命の理論」を模索する。そこで現れる瑚太朗・・・これどうして現れたんだろうね。いまいちあの世界に降臨した理由がわからなかった・・・鹿島桜から送り込まれたけど使命を忘れていたとか?それとも、それこそがリライターの能力なのか?静流シナリオで樹になってしまった瑚太朗が地球から月の篝がアウロラを引き上げたときに一緒に連れてこられたとか?

上位世界にまで干渉して魔物を送り込み地球を滅ぼそうとする鹿島桜・・・いったいこいつの存在はなんだ?ガイア主義者としては地球の鍵による救済によって人類が滅亡し、再び地球が復活すればそれでいいんじゃないのか?ここで篝を殺すと命の理論が完成せず地球は滅びたままになってしまう。何がしたいんだ?鹿島桜は・・・
上位世界で篝を守ると決めた瑚太朗が鹿島桜の魔物に対抗するためにオカ研のメンバーを召喚する。上位世界で得た知識とかもうなんかやりたい放題だな。ただ、ここが唯一オカ研メンバーが対立すること無くフルメンバーで活動出来る所だね。オープニングムービーでのバトルシーンの一部なんかは、このMoonシナリオの最後のバトルを描いてるんだね。

オカ研メンバーによる命の理論の構築ごっこもなんか楽しいね。というか、このメンバーキャラがいい感じにたってて楽しいんだよっ!

「いつかまた君と会いたい 天王寺瑚太朗」
命の理論の構築が上手くいかず不確定にして可能性に掛けるような方向に妥協する篝の理論に干渉しないようなコメントを埋め込む。それによって、太い可能性として地球の滅びが回避される命の理論が完成する。理論に影響を与えないコメントが理論に影響を与えている。プログラマなので、どうしても理論とかバグとかコメントというとプログラムのことを連想してしまうんだけど、ソースコードに付加したコメントがプログラムに影響を与えているような、そんな感じに受取れてしまう。たとえコメントアウトされたロジックに関係ないコメントであっても、後にそれを解釈する者の手助けとなり改善されれば、あるいはヒントを記述することで未然に改良された場合のバグを防げれば・・・それはコンパイルされたバイナリに影響を与えなくても将来にわたって影響を与えるか?・・・なんで俺はソースコードに対するコメントの大切さを、このシナリオを通して学んだ気になってるんだw

完成した命の理論を地球へ伝えるための準備が始まる。そこに鹿島桜からの最後の魔物軍団があらわれる。オカ研メンバー総力をあげてそれに迎え撃つ!カコイイじゃないか。この辺はもう現世ではないし、深いことは気にせず楽しめた者勝ちだな。やりたいことやりました!楽しんでください!みたいな
今回の各シナリオは、組織的に対立してるから全員でなにかをするっていう事がなかったからね、ここでやりたかったんだろう。

エンディングの曲はふしぎだね。日本語がところどころに混じってる不思議な歌詞。
さて、出てきましたTerra。これが本当の最終章かな?地球でエピローグか・・・いってみよう

Terraプレイ中感想

突然戦地での話、少し話を進めていくと選択肢に篝火がでて導かれてる、回答の示されてる選択肢・・・
どうやらMoonで模索してた針の穴を通すような命の理論の可能性の選択肢を選んでいく世界の話みたい?つまり、この物語の先に地球が滅びから回避する可能性が示されていると・・・

篝を・・・鍵をどうするかの選択肢だけが選べるみたいだけど・・・他の選択肢を選ぶ気にはならなかった。
それにしても小鳥や朱音の年齢が随分瑚太朗に比べて幼いがどういうことだこれは?

篝を「逃がす」選択をしてからは、ガーディアンとガイアの二重スパイをしながら篝を守る話。
いや、むしろ両方に工作をしかけながら2つの組織を潰す話か。
戦争、水面下だが最も大きなガーディアンとガイアという組織の対立を消すことで「良い記憶」として篝に受け取ってもらい星の救済から免れようという・・・
でも、これ組織が潰れてもかがりの様子を見るに良い記憶にならなそうだな・・・他の星への移住の方が興味を持たれてるような。

篝が人と多く接することで感情を持ってしゃべりだすところはなかなか震えた。

ガイアとガーディアンの衝突をさせて徐々に消耗させる作戦は成功しつつあるか・・・でも仲間を裏切って殺していくのはツライ。
今宮と西九条と今更仲良くなれたが、このあとどうなることやら・・・
ガイア側の桜の動きは不穏だな、長居の一件で瑚太朗の正体がばれてるっぽいし

戦地で助けた魔物使いの子供の組織も気になる。なにかガイアのデータを預けてたりしたが、最後で何かやらかしてくれるんだろう。
小鳥は幼くて頼りない・・・そして暗いな、あの明るさが欲しい。瑚太朗との年齢がずれちゃってて今までのシナリオでの各キャラの特徴が全然消えちゃってる・・・変な感じ

Terraクリア後感想

結局「良い記憶」ってのは停滞せずに進化をし続けることなのかな?救済が中途半端に行われた世界で鍵を殺すことで救済を中止し、復興を今まで秘匿されていた魔物や超人の力を公開して使っていく。新しい革命を起こして人類が育っていくという世界。

最後の瑚太朗らしきものを召喚した5人のヒロインたちは、崩壊した風祭市で西九条に集められた子供たちってことになるんだろうな。西九条が先生となり学校でオカルト研究会をつくる5人のヒロインたち
何を探してここまで来たんだろうな・・・何か瑚太朗を探すきっかけでも?
そして月まで行って、そこで生命の種、芽を見つける。篝を見つけるってことか?

結局ガーディアン、江坂さんとかを裏切り、洲崎も裏切り、そこまでしておいて篝を最後に殺してしまう・・・なんだか納得行かない感じの終わり方だったような

この最後の世界の考え方は洲崎の考え方に近いな。ガイア主義者であり現実主義者でもあった洲崎が一番、この世界のバランスを考えてたんじゃないのか?実は洲崎すごいやつなのかも?

鹿島桜は結局得体のしれない奴だった。最後のシナリオもあまり絡んでこなかったし。

結局、この作品は何を言いたかったのか上手く分からなかった。環境破壊によって滅び行く地球に対して、人類はどうするべきかというテーマなのかな?
たびたび出てくる重要な選択肢「世界を変える」か「自分を変える」か「どちらも選べない」か・・・「ガイア主義者」か「ガーディアン」か「鍵の意思に従う」か
この思想のなかだと、自分はガーディアンの思想に近そうだ。

Terraでの唯一の選択肢

「逃がす」以外の選択肢を選んでみた。バッドエンドみたいだ。時間が飛んで、今までの各ヒロインのシナリオの最初の設定に飛ばされる感じになってる。年齢がズレてるのはどうなってるんだろう?
そうだな、ここでの選択肢を誤ったことで鍵に殺されかけて、それを小鳥が鍵のリボンを使ってつなぎとめる。脳に障害を負った状態で各シナリオの最初の状態へ・・・肉体が成長しないのは、小鳥によって命をつなぎとめる技で半分魔物化してるからかね。
となると、このTerraのシナリオはすべてのシナリオの過去にあった話なのかな
それぞれのヒロインたちのシナリオは、鍵との対話に失敗して大怪我をした取り返しの付かない可能性世界での話となるわけか。それを観測していた上位世界が月にあって・・・
小鳥シナリオであった瑚太朗の性格が事故以前とで変わった、「やさしくなかった」ってのもTerraのシナリオの瑚太朗と合致する。

つまりRewriteは数ある可能性世界を書き換え、世界の存続、星の存続の可能性を見つける。命の理論を書き換える物語という解釈でいいんだろうか

2011年8月11日木曜日

Rewrite (ネタバレ) ルチアルート

最後に残ったルチアルート。正直、他のシナリオをやっててもあまり惹かれることが無かったキャラ。どうなるかと思ったけどちゃんと良かった。いつもの明るい委員長キャラから随分違う一面がみせられて可愛かったね

いつもと違うルート分岐

まさか、オカルトの話から本編にはいるとは思わなかった。アサヒハルカにまつわるオカルトと調査・・・しかしルチア側の描写がすべてフェイクっていう・・・なんだ叙述トリックっていうのか?それをここで持ってくるとは思わなかった。うみねこで竜騎士さんのやり方を知ってたから、そうきたかーと思ったけど、知らない人にはどう思ったんだろうな。
アサヒハルカにとりつかれた演技をするとか、ルチアそんなキャラじゃないように見えるのに・・・
しかし、完全にホラーシナリオだね。竜騎士パワー炸裂な感じでしょうか、このぞくぞくする感じは流石だ。
そして、瑚太朗とラブラブなルチアさん。こんなにデレデレになるなんて、かわいいキャラだ。絶対消えないと思ってた自分を能力によってつけた痣が、瑚太朗の能力で目の前で消えていく。そりゃデレデレにもなるか。

1000年後の滅びた世界へ

ルチアを崩壊後の世界へ送り出す計画とか、残酷な話だ。コールドスリープとかで送り出すのかな?それとも静流シナリオで宇宙へ逃げ出したガーディアンの施設を考えると、宇宙に放ってウラシマ効果的な感じで未来へ送り出すとか?そう考えると他のシナリオで転校して消えちゃってるのは、もう会うことができない永遠の別れなんだろうか・・・考えすぎ?
(クリア後に・・・この計画は止められてるんだね、そう考えると他のシナリオで転校しちゃってるのは、毒の抑制が効かなくなって隔離されてるってことなのかな。救ってくれる仲間が静流しか居ない状況でそれは悲しい話だ。)

クリア後

滅び、死を撒き散らすことでしか生きていけないルチアの、いやアサヒハルカの苦悩のストーリー。
決して他人と触れ合うことが出来なかったルチアに瑚太朗のリライト能力によって毒を無効化できて、初めて他人と触れ合うことが出来るようになる。ちょっとしたスキンシップが感動的なんだろう。ショッピングモールで肩を揉むときの嬉しい様子なんか・・・もうね
毒の耐性を持ってるのは瑚太朗だけなのかとおもいきや、体内で薬物を自由に生成できる静流もそうなのか。世界で一人ではないんだな。ちはやも触れることはできないけど近づくことはできるみたいだし。でも、男では瑚太朗だけか・・・

抑制剤が効かなくなって隔離したあとのルチアの叫びがすごかった・・・

味覚嗅覚がないから辛いものを食べても平気ってのは毒の抑制剤の副作用なわけねなるほど、今回は本当に伏線がうまく貼られてる。

ひまわり畑のシーンはすごく良かった。一面のひまわり畑でルチアがそれを枯らしていってさようなら・・・こういう演出はわかっててもやられる。むしろ求めてるからこそか・・・
そんでもって、その後のちはやが出てくるシーンもすごく好き。てか、どんな時でもマイペースなちはやってキャラはすごくイイネ。ガーディアンとちはやはいつも上手く和解できてる。

最後のルチア、静流、ちはやのバトルも良かった。こういうバトル描写は好きよ。なんだろう?しっくりきて引き込まれる時と覚めてしまう時があるんだよな・・・上手く波長があった時のワクワク度はいいんだけどねぇ
でもって、コタさんや・・・ルチアの説得に失敗しすぎじゃないか?もっと主人公らしくバシッときめたってくださいよ!

でもって、出てきた最終シナリオ。やっぱりあったか・・・

Rewrite (ネタバレ) 朱音ルート

さて、最後の選択肢「世界を変える」がオープンしたので朱音ルートへ。日常パートはみんなキャラが立ってて楽しい。ファンディスクとかでないかね。

井上捜索イベント

さてお決まりの井上さん遭難&探索イベント。もうそんなにワクワクしなくなってしまったな。3つの立場に分岐するそれぞれのシナリオでここを通過してしまったからかな。

ガイア主義者へ

というわけで、はれてガイア主義者へ。かなり組織の深いところに関わってきそうで楽しみ。
しかし、この時点の朱音の説明じゃガイア主義者ってどう考えても人類の敵って感じだな。言うことはわかるが、理解はできん。自分自身の思想の問題かね、立場としてはガーディアンが一番近い気がする。

津久野さん登場。まさかツチノコの人がこんな所で出てくるとは(てか、Terraクリア後の感想だが・・・超人同期の長居さんなんだな。記憶は消されてしまってるみたいだが・・・)
高砂はヒデェやつだったな。それぞれの戦闘は良かったんだけど最後のバトルはミドウと同様べらべらしゃべりすぎな気が・・・というか狂った敵が長々としゃべり過ぎなんだよな、どいつもこいつも。

クリア

長かった。ゲーム内時間にしても長いね・・・すっかり瑚太朗大人じゃないか。
静琉シナリオであったような鍵本来の救済とは違うが、朱音によって鍵の力を利用した天変地異による世界救済。ところでRewriteの延期の理由ってなんだっけ?もとの発売日が4月で震災直後だから、地震、津波、災害を受けた都市表現なんかで配慮して少し伸ばしたとかだったりはしない?考え過ぎかな?にしても、そういう地震とかを全面に押し出さないけどシナリオの深い所に関わっていて、話すとネタバレになってしまうから言えない・・・けど、そのまま出すとプレイした人が自粛ムードに乗って叩き始めると・・・とか考えるとめちゃめちゃ厄介な問題だな。

鍵の死・・・これ、鍵が消滅した時点で瑚太朗を維持していた能力が消えてしまうんじゃないのか?鍵が実は生きていたっていうのは瑚太朗が死なないでいたことで、というか能力を保持し続けるからそうなのかなと思ったが、鍵を破壊してしまった後は・・・小鳥が生命力を注ぎ込み続け無いと瑚太朗が死んでしまうはず?救済によって急激に浄化されて地球のエネルギーが戻ったってことで、小鳥から瑚太朗へエネルギーを注ぎ続けられるようになったのかな?それとも、鍵によって命がつなぎとめられてる設定は小鳥シナリオでしかないのか?なんかちょっとつじつまが合わないような。(Terraクリア後から考えると、鍵を逃さずに瑚太朗が過去に死にかけてしまうことは各ヒロインのシナリオ共通の過去の出来事してあるみたいだから、やっぱり鍵と小鳥によって瑚太朗の命はつなぎとめられてる設定は共通なんだろうな?どうなってるんだろう?)

洲崎の思想・・・最初に朱音と対立する立場で出てきたから第一印象としては最悪だったが、こいついい奴だな。秘書の高砂は最悪なのに。
この洲崎の思想って有りな気がする、というか聖女会側の朱音の思想ってまじで危険思想じゃないか・・・だめだ、どうもガイア主義者、聖女会側の思想は理解できん。

世界の救済・・・朱音さん大量殺人者すぎる。そしてもっと傲慢なキャラで最後まで押し通すかと思ったのに心折れてしまうのね。弱った姿の朱音はギャップがすごいな・・・
人工来世に逃れた後、罪の告白をして瑚太朗と世界から追放か。でも最後のイベント絵の朱音が幸せそうだ・・・世界を滅ぼしておいてこれでいいのかね?私はどうもガイア主義者にはなれないな

それにしても、朱音シナリオは他のキャラが全く絡まないな。なぜかどのシナリオでも鍵とからむから出てきそうな小鳥さんはでてこないし。ちはやが全くでてこないのがびっくりした。ガイアではちはやはどういう立ち位置なんだ?ガイア最強の魔物咲夜を扱ってるのに出てこないってのは不思議すぎる。

世界の救済から避難・・・ガーディアン側はノアの箱舟的に宇宙へ逃れたが、ガイア側は聖女会側はともに滅びるつもりだったのかもしれないけど、洲崎側は人工来世という異次元に閉じこもる方を準備してたのね。ガーディアンはあくまで地球での生活を営むことに重点を置いているのに対して、ガイア側は地球が救済されれば自分はどうでもいい、逃れる先は異次元で帰ってくるつもり無いあたりが思想の違いかね。
人工来世側での生活はまさに洲崎の思い描いたとおりだな。魔物の力を使った生命力資源の有効活用。伸びた平均寿命を魔物の力に生命力として注ぎこむことで太く短く生きる感じかね。

さて、最後は残ったルチアルート。ここまでプレイしててもルチアにあまり惹かれるものがなかったんだよな・・・どうなることやら

Rewrite (ネタバレ) ちはやルート

ガイア側のルートを目指そうと朱音&ちはや系のフラグを立ててたらどうやらちはやルートに入ったみたいだ。最初の選択肢が解放されてなかったし、朱音ルートはもうちょい後になるのかな?朱音さん、ガイアに深く関わってそうだし、秘密が明かされるのはもうちょい後か・・

日常パート

ちはや邸のガーデニングイベント。日常パートで最高に楽しいところだな、オカ研メンバー勢揃いでわいわいと・・・ルチアシナリオをクリアしてからルチアの行動を見てみると、さりげなく植物に触れない仕事を選んでるのな・・・苗を避けて重い道具箱を運んだり・・・土を掘る作業をして、苗を植えるのは静流に任せたり・・・
そして咲夜負傷イベント。鉢を自分で置いたことにしたあとの小鳥の「え?」はわかりやすい伏線。その後の静流が咲夜の頭の傷に触れようとして咲夜が制するのは深い意味はないのかな?静流が能力で怪我を治そうとしたのを咲夜は理解してて止めた?でも、こんな人前で静流が能力を使うってことは無いか・・・考えすぎ?咲夜はすでに色々事情を知ってそう・・・

井上探索イベント

そして、いつもどおりの本編への突入イベント・・・テンション上がるね。今回はちはや側に立つわけか。そして完全な対立構図・・・次の展開を期待してしまう!
このまま、いつもどおりだと皆消えてしまって・・・ってところでちはやキターー!いいね、この表裏無い脳天気なキャラは。

小鳥とガーディアンは鍵にたいし完全対立だったが、ガイアとはどうなんだろう?静流のシナリオから考えてちはやはガイアに執着はしてないっぽいからどうなるんだろう?少し変わった結末になるかな?楽しみだ。

ちはや邸へ

リライターとかリライトって表現は咲夜しか言わないね。しかし、このちはやの変わらなさっぷりはなんか凄いな。どのシナリオでも能力や立場がバレたあとって態度が変わるものだけど、ちはやは全然変わらない、それでもなんか成り立ってる。そして、そんないつもと変わらない雰囲気のまま魔物とバトルに突入。イイネこの雰囲気。いつも通りのちはやがいつも通りの怪力でいつもとは違う魔物を倒していく・・・

そいや、学校に一度持ってきたルチアはなんだったんだろう?学校に何かあるのか?小鳥を探しに来た?ちょっとわからなかったな。

ミドウたちとバトル

今回のシナリオはバトルだらけだな。というか、強硬派とのバトルはどいつもこいつもしゃべりすぎだな、この辺はなんかうみねこみたいな感じがする。少しやりすぎなんじゃ?喋らない魔物とのバトルはいいんだけど、対人間となるとしゃべりすぎ、理屈こねすぎな感じがあって少しさめてしまう。にしてもうみねこの描写に比べたら随分いい気はするが、もしかして自分と合わないのか?保志総一朗の声で長々とセリフを言われるのがどうも・・・ ただ、バトルは熱いね!燃える好きな展開でもある・・・おとなしくFateとかやってりゃいいのか?もしかしてw

クリア後

というわけで、ちはやルートクリア。
なんとも熱い!燃えシナリオだった。でもちょっとやっぱり長いかも。カッコイイ瑚太朗君。咲夜もいいキャラだった。バトルの描写も嫌いじゃなかった・・・ミドウはちょっとしゃべりすぎででしゃばりすぎな気はしたけどw
ラストでのオープニングBGMでのバトルってやっぱり燃える!キャッスルファンタジアとかもそうだったけど、やっぱりオープニング曲でラストバトルってのはイイネ!なんだか無条件で燃える気がする

このシナリオはちはやシナリオではあるんだけど、咲夜シナリオって感じでもあったな。咲夜いいキャラすぎる・・・こっちもカッコイイし。最後の花びらは咲夜復活ってことなのかね。
ガーディアンとガイアの対立は消えてはいないんなだろうが、静流とちはや、朱音の対立は消えてるしなかなか良い終わり方なんじゃないか。ルチアが戻ってこないのはなんでだろう?(なんて脳天気に思ってたが、ルチアルートクリア後だと、ルチアは抑制剤が効かなくて隔離施設行きなのかな?静流の態度があまり深刻に見えないのですっかり騙されてる。)小鳥の方もどうなってるんだろう?生きてるみたいだけど出てこない。瑚太朗の命を維持するために森のパワースポットで過ごすとかそういう感じなのかな?かなり強化しちゃったし。
というか、強化限界までするとめちゃめちゃ強いじゃないか。ガーディアン側に居た時でも能力をあげてたらまた違ったような気もするね。

シナリオとしては、このちはや&咲夜シナリオがかなり好きだな。このシナリオでいえば、どうにもならなかった組織の対立ってのは無いし瑚太朗とその周りという規模の小さい話でハッピーエンドにまとまってる感じ。わかりやすいし、熱い展開だし、カッコイイし、可愛いし、面白かった。複雑な話もいいけど、ある程度単純で楽しめるってのはいいね。

でも、逆にガイア側の事情はいまいち分からなかった。朱音ルートが解放されたことだし、やっぱり朱音さんと絡まないとこの辺は分からないんだろうな。
というわけで、次は朱音ルートを目指してみるか。

Rewrite (ネタバレ) 静流ルート

さて、次は静流ルートへ

オッドアイはいいね、好きな属性だ。特殊能力の発動によって起こってしまった体質の変化か。それによって両親の記憶を誤って消してしまう。親から子供と認識されなくなる物語。王道ではあるけどやっぱり悲しいシナリオだ。

井上捜索イベント

このイベントが一気に本編へ引き込む分岐イベント・・・今回は静流側についてたので朱音と敵対する構図がみてとれる。すごい、面白い。このシーンを各キャラの立場ごとに見ていけるわけか。

感想

静流ルート分岐直後、いきなり時間が飛んでる。伏線は左下の強化能力メーター。確かに気づけば気づくかもしれない伏線。てか、今回のシナリオはどれもこれも伏線の貼り方が上手い。面白い。
さて、今回はガーディアン側の立ち位置での物語。なぜだが「ぎる」に「ぱに」なんていう魔物ともつるむはめに。
しかし、静流は第一印象は眼帯をつけて病弱な感情表現に乏しいキャラだと思ったけど、めちゃめちゃ感情豊だな。おまけに全然病弱じゃないし超人だし・・・でもちょっとずれた照れ方とかカワイイ!
そして、ルチアとのお別れ会。(この時はルチアルートをまだやってなかったから、どこか別の任務につくのかな?と思ったが・・・これもしかして抑制剤が効かなくなって隔離施設に入れられてしまうとかいう話なんじゃ?そう考えると、時々黙ってしまう静流が・・・)
で、ラブラブ静流同棲生活なわけだが、そんなことも長く続かず・・・瑚太朗は森で小鳥を発見して追いかけて魔物にやられてしまう。これ目一杯強化してから挑んでも駄目なんだろうな。間一髪の所で静流が助けてくれる。静流はまぢヒーローだカッコヨスギル!でも重症を負った瑚太朗・・・そんななか聴く声・・・
これ小鳥なんだろうな、小鳥が魔物を作る技を使って維持している瑚太朗の体を契約解除して静流に託すのか・・・静流は瑚太朗に生命力を注ぐことで助けようとする。これは小鳥が今までパワースポットの力を使って行っていたことをかわりに静流が自身の生命力で行うってことなんだろうな、そうなると静流自身がもたないか、それで静流自身が死んでしまっても後悔しないように記憶を消したということか?やっぱり静流カッコヨスギル

静流回復直後はすでに聴覚と言葉を失ってるんだよね・・・だから瑚太朗が近づいても気づかない。iPodを聞いてるけど、この瞬間、静流は聴覚を失ってしまったことを自覚してるわけか・・・シャカシャカ音が漏れてる表現ってのも音量を大きくしても聞こえないことを確認している所ってこと?そんな状態で瑚太朗がこの曲はどう?って次々聞いてる・・・なんて残酷な

そして、ガイア側にいるちはやと・・・咲夜との戦闘がおこってしまう。日常のちはやはあんなにバカっぽいのに、本編?のちはやってなんかバカっぽくないよな。いろいろな事情を理解して自分で判断して・・・それにしても結構あさっりと引いてったな、どういう立ち位置なんだ?朱音の命令で来てるわけじゃないのかな?
それはそうと、咲夜の「あなたは、書換能力者(リライター)ですね」ってのはここに来てメインシナリオに関わる重要なキーワードを言ってくれたな。でもどういうことだか良く分からない。自分の能力を書き換えることができるからリライターなのか?それでこの作品のタイトルがリライトってのはなんかミスリードっぽくない気もするが・・・

さて、前回の小鳥ルートでは鍵が破壊され救済は阻止されたが、今回はその逆。鍵による救済が行われてしまう
本当に世界が消滅して再構成されるんだな。

消えて行ってしまう世界から逃れるためにガーディアンが用意したノアの箱舟のようなものに静流の親を連れていこうとする、その目の前で消えてしまう・・・このシナリオ、なんかどれもこれも残酷だ
最後に、瑚太朗は静流の生命力を吸って生きながらえることに気づき、その絆を書き換えて消してしまう。静流を生かすため・・・最後のヒーローはやっぱり瑚太朗だな。ここまで声と聴覚を失ってた静流がそれを取り戻してしゃべりはじめる・・・声優の力は偉大だ、感情のこもった声は泣ける。

逃げ延びた静流の日記・・・瑚太朗が吹き込んだiPodへのメッセージ。聴覚が回復するのが避難する直前だからまだ聞いてなかったんだな。これ、ずるい
そして最後に地球に戻ってきて、瑚太朗だった樹によりそってエンディング曲。このシナリオは本当いろいろずるい。それぞれのシナリオの中でも、このシナリオが一番Keyっぽいんじゃないか?

森へ


なんだろう、このシナリオにやっぱり影響を受けたのかな、クリアしたのが深夜3時だったというのにそのまま車を飛ばして近くの森林公園までやってきてしまった。1時間ほど深夜の森を散歩する。森の匂い、虫の声。街灯のない森の道をライトを頼りに進む。少し大きめの森で真っ暗の中方向がわからなくなる・・・iPhoneのMap機能で方角と現在地を確認、これが瑚太朗がやってるマッピーによる森探索の雰囲気に近いのかな?駐車場へ戻ってくる、アスファルトの道路に家、街灯・・・文明の匂いだ。ほんのちょっと森の中を歩いただけなのに帰ってきたって感じがある。なんか、完全に作品にやられてるね

次のシナリオへ

その前に、この世界設定を小鳥側、ガーディアン側から見てきて・・・瑚太朗の命は結局小鳥が鍵と地球のエネルギー、パワースポットの力を使ってつなぎとめてる状態なんだよね。そうなると、ガーディアンが鍵を殺すと命の供給を小鳥が行わなくてはいけなくなり、どちらにしろ瑚太朗は生きていけなくなってしまう。
鍵の救済が始まれば世界は消える。一体どうすればいいんだ?この設定で主人公が生き残る手段なんてあるのか?

さて、次は最後に残ったガイア側からの物語になるだろう。散々悪の組織とガーディアンから言われてるこのガイアという組織がいったいどんなものなのか?朱音とちはやの立ち位置とはどうなのか?いよいよこの世界の3勢力のそれぞれの立場が明らかになるか・・・

すべてを終えてからの感想


伏線?
このメッセージの直後の瑚太朗のセリフが「?」・・・一度死にかけたのは小鳥を探しに森に入ったほんの数日前。じゃぁ二度目はいつ?主人公視点での心当たりは昔に森で大怪我をしたことだろう。でも、そのことは今宮は知らないはず。これがTerraシナリオでの伏線になってるんだろうな。Terraで鍵を逃さなかった場合の死。これが1度目の死、今宮が同僚だった時の死になるんじゃないか?なんか、こういうの二週目でセリフを気をつけて色々見てくるとあちこちにありそうだな・・・なんか、今回はあからさまにわかりやすい伏線(てか、もうそんなの伏線って言わないのか?)じゃない本当にその時になってみないとわからないような伏線がいっぱいだな。

Rewrite (ネタバレ) 小鳥ルート

というわけで殴り書き気味な個別シナリオ感想。今回はプレイしながら休憩がてら区切り区切りでその時思ってることを書きなぐってたので、それを少し纏めてみる・・・なんで結構見当違いのこと言ってる
プレイ後の注釈として(かっこ付きで感想を入れておこう)

共通ルートまでプレイして

キャラは皆楽しい。小鳥さんすげぇ好きなキャラだ。日常パートはオカ研最高じゃないか・・・ファンディスクを出して欲しい感じだ。
主人公はなにか秘密を持ってるな・・・なんだろう?オカルト的な話がかなり絡んでくるね、森の妖精とか、幽霊にとりつかれるとか・・・
ゴーストタウン(圧縮空間)が出てきたな、何だろう?ゴーストタウンの方が真実で普段の状況のほうが虚像とか?田中ロミオさんがいるからついそんなことを考えてしまうw
左下の時計みたいのがきになるな。針が微妙に進んでる・・・能力を使ったときに一気に進んだ気がする、最初は物語の進行度を表してるのかと思ったけどなんか違うっぽいな・・能力強化具合を表してる?
選択肢・・・「世界を変える」「自分を変える」「答えられない」・・・選択肢の出方が違う、明らかに重要な選択肢&封印されて最初は「答えられない」しか選べない。
フラグ解禁型の分岐条件が見えてるってことか。てことは、やっぱりシナリオライターメンツ的にこの作品もループ系の話なのかな?
日常パートはサブストーリのオカルトネタを集めてオカ研の部活をしていく感じだね、楽しい。

井上遭難イベント

遭難してしまった井上を探しに行くイベント(ほとんどすべての分岐の始まり)、ここから急にシリアスに・・・いよいよ本編に入ってきたという感じだ。

探索中のイベントで静流とルチアの走りに主人公が追いつけない・・・特殊能力を使ってる主人公が追いつけないのはオカシイな、この二人やっぱり何かある・・・
井上の森での遭難は日常パートでも何度か出てきた異次元(圧縮空間のことね)に閉じ込められたってことなんかな?
変な龍(リーフドラゴン)出てきたーーー!! てか、やっぱりこの左下のメーターは能力の強化具合を表してるんだな。積極的に使って強化しておいたほうがいざというときに力が出るのかな?でも雰囲気的に一度強化すると、もとに戻すことは出来なさそうだ・・・慎重になったほうがいい?これによって化物に殺されたり、みたいな分岐があるんだろうか?
幼なじみの神戸小鳥さんは一体なんだろう?特殊能力者じゃなさそうに見えるが(見事に騙されました・・・ちょっとびっくりしたぞ)龍(リーフドラゴン)に狙われるあたりわけありっぽいな。メインヒロインとかんがえていいんだろうか?

井上さんの最後の記録

孤独に助からない状況にある人間の記録ってのはどうしてこうも破壊力があるんだろうな。狂っていく人間の記録、必死に可能性を模索する記録、思い出や伝えたいことを遺書として残していく記録。どれもこれも破壊力抜群です・・・

小鳥ルートに入って・・・

え・・・てかまぢで?あの日常ののほほんとした雰囲気といい、異常現象に対するリアクションといい本人は知らないけど物語の鍵を握る重要なヒロインになるような感じだと思ってたのに。完全に特殊能力者側の人間じゃないか・・・ドルイドってどういうことよ?
そして、鍵の少女(篝)登場・・・こいつは敵っぽい印象は無かったが、小鳥が守る存在ってことなのか・・・しかし「ちびもす」はポテトみたいなマスコットキャラだと思ってたがここまで深く物語に関わってくるとはな・・・びっくりだ。あと小鳥母はなんだ?このドルイドって設定は家族ぐるみなのか?その後の話でなんかしばらく母親の存在忘れられてるし?なんで突っ込まないんだ?

小鳥ルートクリア

両親は魔物だったか・・・交通事故で死んでしまった両親を生き返らせるためにドルイドとして鍵と契約し、その結果できたことが魔物の両親・・・結構衝撃的な展開だった。けど、小鳥母のちょっとずれた雰囲気の受け答えとか伏線が貼られてたわけか・・・てかちびもすに吹っ飛ばされる主人公とか犬っぽくない外見とかすべて伏線じゃないか!すごいな!ギャルゲ的なギャグ表現的なものに伏線が貼られてるとか
思えば、緑化ボランティアの時に発揮した魔法のような力もまさにドルイドの特殊能力だったんだな。演出的な過剰表現とおもいきやちゃんとシナリオ的な設定があるとか凄いな。

死者を魔物として蘇生、いや復活させることが日常的になってくると倫理観は崩壊するね。そんななか明るく日常を振舞ってた小鳥・・・
「俺は・・・魔物か?」このシナリオで一番クル所だった。主人公を操ってるプレイヤーとしてはそれは無いだろうっ!って思いたいがかなりドキドキする展開だったな。

最後で鍵の破壊に静流が出てきたのはそれほど驚かなかったな。静流かどうかは確信はなかったけど、井上探索イベントの後に出てこなくなった人たちがこの件に絡んでそうなのは想像できたし、あのイベントの最中に静流とルチアはあからさまに関係者っぽかったしね。どっちかは出てくる気はしてた。
てか、この調子だとオカ研メンバーは全員関係者くさいな。ちはやが気になるな、咲夜とセットで何か訳ありっぽいし・・・

まぁでもこの話は瑚太朗が瀕死になりつつも生き延びて日常へ帰っていくんだ・・・ハッピーエンドだね。小鳥と仲良くやっていくだろう・・・

しかしまぁ、小鳥さんは日常パートでみごとにすっとぼけてくれたもんだ。すっかり騙された。あからさまな関係者臭が全然なかったし、あのリーフドラゴンとのバトルの時でさえ能力も出さず関係者っぽくなかった・・・ 瑚太朗の能力を見た時も本当に驚いているみたい・・・で?あ?もしかして能力に驚いてるんじゃなくて、超能力を持って使ってる=ガーディアン、敵!?ってことに衝撃を受けたのかな・・・今思い返してみるとそんな気がしてきた。


このシーンも伏線なのかな?森の中で追跡されてしまうちはや達の状況を目の当たりにしてぽつりと言ってしまった・・・みたいな

鍵による救済はこのシナリオでは行われなかった。他のシナリオで明かされるのかな?

静流ルート解放

というわけで、タイトルに戻ってきて静流ルート解放・・・これは暗に静流ルートをやれといってるのか?

2011年8月10日水曜日

Rewriteクリア(ネタバレなし)

予てから計画をしていた旅行計画(二次元)に行ってきました。いやー楽しかった。今年の休みの旅行先はKeyのRewrite。シナリオライターがKeyの都乃河勇人氏に加えてCROSS†CHANNELの田中ロミオ氏、ひぐらしがなく頃にの竜騎士07氏と超豪華。個性がぶつかり合ってまとまらなくなるんじゃないかと思うぐらいw
この作品の初出が4月1日でエイプリルフールネタ!?と当時4月2日に切り替わる瞬間にKeyの公式HPから掲載が消えるかと2chの実況スレでドキドキしながら祭りに参加してた。んでもって今年の4月1日にオープニングムービ公開・・・Keyのエイプリルフール発表は伝統的にウソ!?って思うようなことを公式発表することが多いので、ゲームするまで見ないようにしてた。ようやっと、クリアしたので見てみた・・・これで盛り上がってたわけか

インストール

インストールなげーーー!てかファイルが細切れすぎだろ。コピーのほとんどの時間がシークタイムじゃないか?これ・・・
インストールイメージをZIPで固めて展開コピーするだけでもこれ相当早くなる気がするぞ?あるいは、ファイルの並び順をもう少し工夫するとか?
なんだろう?コピー対策とかで特殊な読み込み方してるのかな?プロテクトかかったROMだとファイルのシークを後ろからしないと読めないファイルがあったりするんだっけ?それにしてもなげぇ
画面の縦横比はもうすっかりワイド基準みたいだな、買ってて良かった24インチワイドモニター♪
システム周りはもうこなれてるね、キャラごとにボリューム調整とか、自動送りのオプションの細かさ、音声同期、スキップ時音声のカットか継続かなどなど。更に今回は音声の再生スピード変更までついてる?高速言語で話をすすめるというのか?HDDレコーダーが普及して倍速でアニメ見る人が増えたりしたから、そういう要望も増えたってことなのかね?まぁなにしろもう至れり尽くせり
逆に言うとサウンドノベル系ゲームであっても、これだけ多様なプレイスタイルを持ってる人が居るってことだな・・・確かに自動送りでアニメでも見るようにサウンドノベルやる人もいるし、私みたいに日常パートの音声は文節区切りあたりで次のテキストにすすんじゃったりする人もいる。しかし、音声速度アッププレイをする人がいるとはおもわなかった・・・

プレイ時間

詳しく計測していないけど、寝る以外の殆どをゲームやり続けて5日間でした。60時間ぐらいかな?結構長かった。1シナリオごとにその時の感想をなぐり書きして頭に思い浮かべながら寝て夢を見つつ、起きたら感想メモを見て自分自身の状態も寝る前にロードする感じで続きをプレイ・・・
森が舞台の話なので、プレイしてる最中に・・・てか深夜3時ぐらいに突然森を徘徊したくなって近くの森林公園まで行ってきたりと、何やってるんだか俺はorz・・・完全に不審人物ですな

感想(ネタバレなし)

ネタバレに触れずに印象とか曖昧な感じで書くと・・・なかなか面白かった!雰囲気は随分いままでのKey作品とは違ったね、関わってるシナリオライターのせいかな?私は田中ロミオ氏も竜騎士07氏もどっちの作品も好んでやってるので割と平気だったけど、純粋にKey作品を好きでいた人には今回の作品は違和感があって批判的な反応があるかもな。


ヒロインキャラたちはすごく良かった、それぞれの個別シナリオで可愛さを十分に発揮してくれた。小鳥やちはやの驚いた時の○くなった目がカワイイw。そして、いつものお決まりの楽しく面白い悪友キャラ!今回もなかなかいいキャラでした。
大体プレイし終わったあとに、このキャラが一番良かったなーってのがあるもんだけど、Rewriteはバランスがとれてるのかな?どれもいい感じでした。第一印象では眼帯つけちゃって意味深な感じの静流が一番お気に入りになりそうだったし。委員長キャラなルチアはあまり惹かれるものが無いかなーと思ってたり・・・でもどうせメインヒロインっぽい小鳥に最後は傾いちゃうんだろうなぁとか・・・最初はそう思ってたけどそれぞれのシナリオが良く出来てたのかな?キャラとシナリオあわせて好きなキャラを強いてあげるなら小鳥とちはやになると思う。

音楽はなんというかもう安定な感じ?今回はいままでのKeyとは作風が若干違う感じなので曲のほうのラインナップも少し変わってて、むしろそっちよりのほうが好きな曲が多くて良かった。しばらくは、BGMとして聴きまくってることになるだろうな

全体としては、なんしろ長かった。なんだろう、少し詰め込みすぎ?それぞれ得意技の違うシナリオライターが自分の技を全部叩き込んだらこんなボリュームに!みたいな感じが・・・ただ、そこまでお互いの雰囲気を壊し合うことはなく上手くまとまってる気はした・・・若干シナリオによって性格ちがくね?ってのはあったりしたけど、いったい誰が頑張ったんだろうか?w
シナリオ全体を通しての感想は、伏線の貼られ方があちこちに散りばめられてる感じで面白かった。何気ない一言や設定なんかが他のキャラのシナリオに上手く絡んでたり・・・
話自体は少しわかりにくかった。終わってみてから色々見返してみてなるほどと思ったりして納得するものがあったりして、ゲームクリア時には??ってなってる事が多くてちょっともやもやしてた。わかりやすい話ばかり読みすぎなのか?自分の理解力が足りないのかも・・・
まぁそんな感じでなかなか面白かったです。今回は個別シナリオの方が熱い展開なんかもあったりして好きなモノが多かった。

ネタバレあり個別感想へのリンク

  • Rewrite (ネタバレ) 小鳥ルート[Chishow PRESENTS BLOG]
  • Rewrite (ネタバレ) 静流ルート[Chishow PRESENTS BLOG]
  • Rewrite (ネタバレ) ちはやルート[Chishow PRESENTS BLOG]
  • Rewrite (ネタバレ) 朱音ルート[Chishow PRESENTS BLOG]
  • Rewrite (ネタバレ) ルチアルート[Chishow PRESENTS BLOG]
  • Rewrite (ネタバレ) 最終章[Chishow PRESENTS BLOG]
  • Rewrite (ネタバレ) クリア後感想[Chishow PRESENTS BLOG]

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