同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
エピソードメモ
最終話。絵羽の「一なる真実」なる日記を巡っての物語。ついに真相が明かされるか?あの六軒島であの時いったい何があったのか・・・感想
まさか縁寿がここで出てくるとはな。未来の人間ということで、過去が確定しているその一つの真実を明かすには最適なキャラクタっってことかな?この世界での紗音は魔女の碑文は解いてない設定か?でも一つ前のエピソードでわざわざその話をやったってことは、それの設定も反映されてそうなんだが・・・てか、なんでいきなり金蔵お祖父様が生きてるんだ?なにやら幸せに満ちたエピソードをやってるが、ちょっと前のエピソードで赤の真実で「ハッピーエンドは無い」みたいなことを言ってた気がするのでどんでん返しがあるんだろうな・・・
縁寿のハロウィンパーティまで読みすすめて
なんか、選択肢が出てきたぞ?コイン集めはヒントまで聞けば答えられるね、ノーヒントだと分からないのがいくつかあった。「何がい」はヒントまで気付かなかったな、株式会社の画数とか文字数とかで考えてしまってた。羊とオオカミのパズルは最初見た時に「全員」という答えに至ってたんだけど、ちょっと自信がなくてヒントを見たらやたら真面目に考えるようなヒントを出されて逆に混乱してしまった。
犯人当てゲームの方はそこまで深く考えずにヒントを読みながら、そこで出されたものについて確認しつつ一手ずつヒントで確認してく感じだったな
ギミックとしては赤の真実で「6人殺している」あたりが面白かった
本編を終えて
最後の選択肢は、「魔法」を選んだ。これまでのエピソードにもあるように、信じることによって反魔法毒素がなくなり魔法が実現するという考え方にのると、ここで魔法と答えないと反魂の魔法も無力化されて未来での希望が何もなくなってしまうのがちょっと哀しいかな?なんて思って。やっぱりハッピーエンドを見たいじゃんねw あと、一つ前のシナリオでハッピーエンドは無いって言われてると天邪鬼にじゃぁコレ選んだらどうするのよ?みたいな
もう一つ、「左手」や「右手」が重要表示の紫でわざとらしく書かれてるのがもう手品であるとわかった上でどう答えるかを求めてるわけで、これはユーザーにこの物語をファンタジーチックなハッピーエンドとして終わらせるのか、ミステリーチックなトゥルーエンドで終わらせるのか・・・なんかそんな選択を迫られてる気がした。
ひと通り終わったあとに「手品」も選んでみた。こうなるわけね
ブログに纏めてて気づいたこと
どうも、紗音と嘉音とヤスとベアトリーチェの関係がしっくり来ない。後半4話の物語から想像するとこれら4人は九羽鳥庵のベアトリーチェの子供という一個人で、それが4人格を備えているって感じなのかな?でも紗音と嘉音って一緒にいるシーンがあったような気がするし。というか物語としては一緒にいるシーンはかなりあるけど、それらのシーンはすべて真実じゃないってことなのかな?かなり細かく紗音と嘉音が切り替わってるって事になるけど、なんだか納得しずらい。エピソード7も含めると理御=ヤスとなって、ヤス=紗音だとあのエピソードで理御と紗音って他の人の前で対面して会ってるよね・・・んー
縁寿が船頭の布団屋で見たものは結局なんだったんだろう?あからさまな伏線として貼られてた気がするのに、あれってなんだったか明かされたっけ?
まぁ予想通りエピソード5を終えた時点での物語の推測は外れたっぽいわけだけど、そうなると明日夢さんって名前だけでてきて物語に全然からまなかったな。
八城 幾子はフェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラだったような感じで出てたけど、現実として存在してるみたいだしどうなってるんだろう?他の魔族たちと一緒で幻想世界のもう一人の自分って感じでいいのかな?物語をファンタジーとしてみなければ単純にミステリアスな一人の人間ってことになるのか
うみねこのなく頃に 全体を通して
まぁまぁ面白かった。エピソードとしては4~5ぐらいが自分的に一番盛り上がったかな。具体的な物語の種明かしをしてくれたエピソード7もまぁ面白かったけど、エピソード8は正直失速した感じだった。「うみねこのなく頃に」でミステリー風な仕立てで推理してみろ!?って挑戦的な態度をとりつつ最後に今まで全く出てこなかったキャラクタとファンタジーによって話を終えてしまったことに、ミステリーを期待してた人にぶーぶー文句を言われてミステリーとはなんぞやを勉強して、それを解説しながら作者本人の苦労や考え方を比較的生っぽい感じで「うみねこのなく頃に」という作品に混ぜてきた感じがした。そういう風に感じてしまったので途中から純粋に作品として楽しめない感じになってしまった。
エピソード8の犯人あてゲームのような所も、ゲームを単純化するためにキーとなるセリフを紫表示してプロットだけつくった肉付けされてない話をだして、さぁ解いてみろ。って感じだったけど、今までのエピソードもこうやって骨の部分を作って文章を肉付けしていって作ってるのかなぁ~とか想像してしまってどうも作品として楽しめなかった。
そもそも、エピソード1の物語がいつの間にかゲーム盤の上の出来事として閉じられて、上位世界的な外部から観測、操られてって物語の構造がゲーム盤の上の物語の緊迫感というかリアル感を損なう感じだったのでちょっと残念。
なんか、否定的なことしか書いてないな。商業作品のようにすべて細部まで含めて一定以上のクオリティを求めるようなことはせずに、同人ゲームとしてピンポイントで面白いところや自分の波長に合うところを楽しめればそれでいいんじゃないかな?と思う。結構好きだった「ひぐらしのなく頃に」もところどころキターってポイントがあるけどすべてがすべて面白いわけではなかったし。
また次の作品も2~3年掛けて作られるのかな?次回作も楽しみにしてましょう。