2011年4月20日水曜日

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode8 - Twilight of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・

エピソードメモ

最終話。絵羽の「一なる真実」なる日記を巡っての物語。ついに真相が明かされるか?あの六軒島であの時いったい何があったのか・・・

感想

 まさか縁寿がここで出てくるとはな。未来の人間ということで、過去が確定しているその一つの真実を明かすには最適なキャラクタっってことかな?
 この世界での紗音は魔女の碑文は解いてない設定か?でも一つ前のエピソードでわざわざその話をやったってことは、それの設定も反映されてそうなんだが・・・てか、なんでいきなり金蔵お祖父様が生きてるんだ?なにやら幸せに満ちたエピソードをやってるが、ちょっと前のエピソードで赤の真実で「ハッピーエンドは無い」みたいなことを言ってた気がするのでどんでん返しがあるんだろうな・・・

縁寿のハロウィンパーティまで読みすすめて
 なんか、選択肢が出てきたぞ?コイン集めはヒントまで聞けば答えられるね、ノーヒントだと分からないのがいくつかあった。「何がい」はヒントまで気付かなかったな、株式会社の画数とか文字数とかで考えてしまってた。羊とオオカミのパズルは最初見た時に「全員」という答えに至ってたんだけど、ちょっと自信がなくてヒントを見たらやたら真面目に考えるようなヒントを出されて逆に混乱してしまった。
 犯人当てゲームの方はそこまで深く考えずにヒントを読みながら、そこで出されたものについて確認しつつ一手ずつヒントで確認してく感じだったな
ギミックとしては赤の真実で「6人殺している」あたりが面白かった

本編を終えて
 最後の選択肢は、「魔法」を選んだ。これまでのエピソードにもあるように、信じることによって反魔法毒素がなくなり魔法が実現するという考え方にのると、ここで魔法と答えないと反魂の魔法も無力化されて未来での希望が何もなくなってしまうのがちょっと哀しいかな?なんて思って。やっぱりハッピーエンドを見たいじゃんねw あと、一つ前のシナリオでハッピーエンドは無いって言われてると天邪鬼にじゃぁコレ選んだらどうするのよ?みたいな
 もう一つ、「左手」や「右手」が重要表示の紫でわざとらしく書かれてるのがもう手品であるとわかった上でどう答えるかを求めてるわけで、これはユーザーにこの物語をファンタジーチックなハッピーエンドとして終わらせるのか、ミステリーチックなトゥルーエンドで終わらせるのか・・・なんかそんな選択を迫られてる気がした。
 ひと通り終わったあとに「手品」も選んでみた。こうなるわけね

ブログに纏めてて気づいたこと

 どうも、紗音と嘉音とヤスとベアトリーチェの関係がしっくり来ない。後半4話の物語から想像するとこれら4人は九羽鳥庵のベアトリーチェの子供という一個人で、それが4人格を備えているって感じなのかな?でも紗音と嘉音って一緒にいるシーンがあったような気がするし。というか物語としては一緒にいるシーンはかなりあるけど、それらのシーンはすべて真実じゃないってことなのかな?かなり細かく紗音と嘉音が切り替わってるって事になるけど、なんだか納得しずらい。
 エピソード7も含めると理御=ヤスとなって、ヤス=紗音だとあのエピソードで理御と紗音って他の人の前で対面して会ってるよね・・・んー

 縁寿が船頭の布団屋で見たものは結局なんだったんだろう?あからさまな伏線として貼られてた気がするのに、あれってなんだったか明かされたっけ?

 まぁ予想通りエピソード5を終えた時点での物語の推測は外れたっぽいわけだけど、そうなると明日夢さんって名前だけでてきて物語に全然からまなかったな。

 八城 幾子はフェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラだったような感じで出てたけど、現実として存在してるみたいだしどうなってるんだろう?他の魔族たちと一緒で幻想世界のもう一人の自分って感じでいいのかな?物語をファンタジーとしてみなければ単純にミステリアスな一人の人間ってことになるのか

うみねこのなく頃に 全体を通して

まぁまぁ面白かった。エピソードとしては4~5ぐらいが自分的に一番盛り上がったかな。具体的な物語の種明かしをしてくれたエピソード7もまぁ面白かったけど、エピソード8は正直失速した感じだった。
 「うみねこのなく頃に」でミステリー風な仕立てで推理してみろ!?って挑戦的な態度をとりつつ最後に今まで全く出てこなかったキャラクタとファンタジーによって話を終えてしまったことに、ミステリーを期待してた人にぶーぶー文句を言われてミステリーとはなんぞやを勉強して、それを解説しながら作者本人の苦労や考え方を比較的生っぽい感じで「うみねこのなく頃に」という作品に混ぜてきた感じがした。そういう風に感じてしまったので途中から純粋に作品として楽しめない感じになってしまった。
 エピソード8の犯人あてゲームのような所も、ゲームを単純化するためにキーとなるセリフを紫表示してプロットだけつくった肉付けされてない話をだして、さぁ解いてみろ。って感じだったけど、今までのエピソードもこうやって骨の部分を作って文章を肉付けしていって作ってるのかなぁ~とか想像してしまってどうも作品として楽しめなかった。
 そもそも、エピソード1の物語がいつの間にかゲーム盤の上の出来事として閉じられて、上位世界的な外部から観測、操られてって物語の構造がゲーム盤の上の物語の緊迫感というかリアル感を損なう感じだったのでちょっと残念。
 なんか、否定的なことしか書いてないな。商業作品のようにすべて細部まで含めて一定以上のクオリティを求めるようなことはせずに、同人ゲームとしてピンポイントで面白いところや自分の波長に合うところを楽しめればそれでいいんじゃないかな?と思う。結構好きだった「ひぐらしのなく頃に」もところどころキターってポイントがあるけどすべてがすべて面白いわけではなかったし。
 また次の作品も2~3年掛けて作られるのかな?次回作も楽しみにしてましょう。

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode7 - Requiem of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

突然ウィラードとかいう謎の異端審問官が突然現れてこの物語の謎を明かしていく話。ベアトリーチェが事件を起こさない極低確率のカケラで今まで出てきたことが無かった理御がウィラードと共に六軒島の人たちに「観劇者権限」なるものを使って回想を通してこの作品の謎を明かしていく。

感想

 いよいよ本格的な種明かし開始か、いきなりウィラードとか出てきて問題の日の六軒島の様子も全然変わってて戸惑った。六軒島の人たちから過去の話しを回想として聞いてこの作品の種明かしをする感じかな?しかし、ここにきて理御とか新キャラか。
 紗音が嘉音を呼び出すことを奇妙に拒否するのはなんだ?禁じ手というかそれをやると終わってしまうような印象操作でごまかされたが二人が同時に揃うとまずい?でも、他のエピソードでは二人が同時に揃ってるシーンって結構あったと思うんだけどなぁ。そうなると紗音と嘉音が一人二役をやってるわけでもなさそうだし、エピソード6での最後の「いいえ、あなたで17人目って謎かけからするにやっぱり一人二役をしている?
 理御が男か女か?はやっぱり伏線かね?だとすると理御は女にみえるから男ってこと?

金塊の話を読み終えて・・・「ひぐらしのなく頃に」の時といい軍とか国家を絡めるのが好きだな、金塊はそういうことか。
 ベアトリーチェが存在したって話は予想がついてた、その娘をベアトリーチェと呼んでいたのもなんとなくエピソード5で推測した通り。崖から落ちて死んだのは事実かどうかは悩むところだ・・・どうなんだろう?
 しかし、900tの爆薬で爆破隠蔽ってちょっと何もかもオールリセット過ぎてひどくないか?そりゃ、誰も生き残らないという結論から物語を推測したらどんな物語であっても創作し放題だよ。これが結論、爆発で隠蔽されて絵羽も何も語らないから真実は闇の中とかだったら・・・なんだかな

六軒島のヤスの話を読み終えて・・・
 結局元祖ベアトリーチェの娘のベアトリーチェのさらに子供、元祖ベアトリーチェの孫が魔女の碑文の謎をといて事件を起こすベアトリーチェになるってことなのかな?そのベアトリーチェは誰だかぼかされた表現だったけど、あの感じからすると紗音なのか?でも、途中で設定変更とかいいながら紗音ンと仲の良かったルームメイトのヤスのベアトリーチェらしき人が魔女になるっていって消えたり、代わりに嘉音が追加されたりと話がなんか謎だな

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode8 - Twilight of the golden witch

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode6 - Dawn of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

縁寿復活。メッセージボトル偽書作家「八城十八」との面会からそのまま魔女の世界へ引きこまれフェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラに物語を朗読するよう求められる。
その物語がこの作品、戦人がゲームマスターの話。今度はゲームをミステリーを提供する側となって古戸ヱリカと闘う。ギリギリの密室トリックの闘いの末、ついにロジックエラーを起こしてしまって戦人が封印されてしまう。

感想

 ベアトリーチェが生まれ変わってしまってすっかり毒気が抜けてなんか変な感じ
 最後のエリカが18人目です いいやそれでもあなたは17人目ですってのはどういうこっちゃ?今まで登場した人物のうちの金蔵に続きさらにひとりが架空の人物ってこと?そんなことがありえるのか?
 カノンはバトラではないが赤で示されたな、たしかにゅりこの話だと嘉音=戦人説ってのが当時有力だったとか聞いたな・・・そこを切ってきたってことか
 ベアトリーチェの口調が戻ったときはなんかすげーよかった。やっぱりベアトリーチェはあの汚い口調とニヤニヤとした顔じゃないと!でもその顔でバトラさんって呼ぶところがなんていうかすげぇイイ!
 魔法の力を借りないと奇跡が起こせず紗音と嘉音の恋を同時に成就させることはできないのではなんでだろう?
というか、紗音と嘉音の関係ってなんか特別っぽい。二人一組で戦ってる時の様子とかもみてると何か秘密がありそう。六軒島を離れて暮らすことはひとりではできないとか?どちらかを犠牲にしてふたり分の力を得ることで初めて一人前にニンゲンとしての生活ができるとか?
 縁寿が復活してきたな、結局エピソード4の船頭さんの布団屋で見たものはなんだったんだろう?最終話で明かされるのかな?
 縁寿のボディーガード天草十三が社長の小此木と不穏な話をしてるな、結局相手方を殺してついでに縁寿も殺してって話なのかな?てことは前の回であった魔法で縁寿が殺した話も実はボディーガードが狙撃したとかそういう話なのかな?
・早々に戦人が死んだことになったけど、やっぱり死んだふりってことになってるな。戦人犯人説を押しているのでそれはないだろうと思ってた。
・????によると次はベルンカステルが紡ぐ話になるのかな?

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode7 - Requiem of the golden witch

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode5 - End of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

さていよいよ後半の解答編。エピソード4でベアトリーチェが廃人化?してしまってゲームが中断。そこにベルンカステルとラムダデルタがずかずかと入り込んできて探偵「古戸ヱリカ」を立てて好き勝手にゲーム盤を弄ぶ話。戦人とヱリカのバトルがはじまる

感想

 いよいよ解答編、OPがまた変わっていい感じ。商業物のオープニングムービーより同人寄りのムービーのほうが味のある感じが好きだ。
 ゲーム盤の外のベアトリーチェはどうしちゃったんだ?前回の幻想を打ち破られたバトルで半死状態なのか・・・
 金蔵はすっかり死んじゃってる扱いだな もう話の前提としてそうなんだな。でも、そうなるとさんざん今まで動いていたのはどういうこっちゃ?生きて戦人に会って情報を伝えるまで、死亡予定のキャラの体験エピソードは嘘つき放題ってことか?ちゃんと考えるために情報を整理するとなるとめちゃめちゃ大変だな。戦人と情報交換を最後にした所までしか正しくないということだろ?しかも伝えてない真実はねじ曲げられて物語では表現されてる・・・んー考えるのが面倒だ
 すっかりベルンカステルの探偵ヱリカ独壇場だな。というか探偵さん大活躍すぎて、なんかルール違反っぽくね?w
 碑文の謎は絵羽さんが解いたところで少しヒントになってたんだな、結局わからなかったが今回のエピソードでもそこまで深くは明かされない感じか、これ最後あかされるんだろうな。
 金塊の山はなんか戦人がたどり着いたときは読んでるプレイヤーとしてもちょっと追体験した感じがしてよかったな。実際にお宝とかを見つけた時ってどんな気分なんだろう?
 物語がゲームが勝敗を決してベアトリーチェが消えてしまい終わってしまう感じがでてて、このあと3話どうするんだ?って感じだった

 TeaTimeでミステリーの心構え的なものを説かれた感じだ、ちゃんとしたミステリーって読んだこと無いというか途中で読むのを中断して推理してこうだろう?って考えながら読んだことが余り無いな。この謎をどう華麗に解いていくんだろう?という物語として読むことが多かった。このタイミングで本当は1~4話を見返すべきなんだろうか・・・悩む
 推理合戦というか、あの雰囲気が逆転裁判をどうしても連想してしまう。というか戦人の指突きつけポーズのせいか?てか、逆転裁判とかってミステリーになるのかな?犯人とかを考えて証拠品を突きつけたりみたいな事をしてたが、あれが細切れではあるけど推理でそこをクリアしないと話が止まるってのは正しいミステリーの読み方を強制するゲームってことなのか?ただ読むだけのミステリー小説だとそれをどのタイミングで挟むかは読者次第になるから、自分に一定のルールを課さないといけないのかもな
 そうは思いつつも、このエピソードを読んだ感じ伏線から真実のつながりがちょっと強引な気もしなくもない。バトラが今回に限りプレイヤーではなく観測者として誤認をしたり主観を交えて役をこなしたりするってのはずるくないか?でも、そう思いつつも金蔵を見誤るシーンは印象的だったな、たしかにあったといえばあったが・・・そのあたりが、この作品の真実が納得出来るひとつに収束しないんじゃないか?という予感がでてきてしまう、信じていいのか?
 同じ物語を繰り返しながら書き換えていくって、なんかKeyのREWRITEのタイトルを連想させるな・・・この手の世界設定ギミックを取り入れるためにスタッフに入ってるのかな?とか全然関係ないことを思ってしまった。

一旦ゲーム進行を止めて思考をめぐらしてみる

 戦人の素性があきらかに?たしかに1話からずっと話しておくことがあるみたいな伏線はあったな。そう考えると、一度見返してここまでに回収されていない伏線を列挙したほうがいいのかも?
 気になる伏線らしきものはメモしておいてよかった、いまそれを見返している

 戦人がこの話で初めて出てきた19年前の赤ん坊だとすると、孤児院「福音の家」の孤児からきたってこと?でもエピソード4で右代宮の家系であると言ってるし。あれは留弗夫の息子であるってのが確定してるんだっけ?そうなると、流産したとされる霧江さんの子どもが戦人で金蔵が手を回して孤児院にむりやり引き取ったことになる?あるいは留弗夫が真実を知ってる口ぶりだとすると金蔵との裏取引があったってことか?そんでもって明日夢の子供である戦人が6年間の親元を離れたときに今物語に出てきてる戦人と入れ替わる?とか
 ややこしくなってきたな、そしてなんか無理がある気も・・・整理すると、留弗夫がだらしなくて明日夢と霧江を同時に身ごもらせてしまう、その事実を金蔵が知って留弗夫に霧江の子供を内々に処理すると提案とか?あるいは、なかなか子どもができない蔵臼の養子として引き取ると提案とか?それとも蔵臼の養子にする話はせずに金蔵が引きとってからそういう工作を行った?
 金蔵は右代宮の血は絶やしたくなかった、蔵臼に子どもが居ないので次の序列である絵羽の家系に当主を引き継がせないととは思っていたが思考が男尊女卑なんで女である絵羽に家系を引き継がせるのに抵抗があったとか。蔵臼の養子として霧江の子供を差し出す見返りに次期当主の座や金塊を与えると留弗夫と契約があったとすると、それを達成するために魔女の碑文をつくって当主継承権を蔵臼から剥奪するとかってシナリオはどうだろう?でも、そうなると留弗夫は自分の子どもに次の当主を渡したいと思ってるはずだし変だな。
 見方を変えてみよう。利害関係から推測すると、戦人が当主継承の為に邪魔なのは蔵臼、夏妃、朱志香、秀吉、絵羽、譲治、楼座、真里亞の8人になる。7人を殺してひとりに罪をなすりつけると留弗夫夫妻と戦人で右代宮の財産を独占できるな。でも、戦人が留弗夫をあまり好きじゃないのに生かしておくのもちょっと考えずらい気もしたり。あと源次を殺したのはやっぱり金蔵に忠実だったからか?あるいは、金蔵が死んでいるにもかかわらずそれを隠す手伝いをしている時点で蔵臼配下と判断したか・・・そう考えると紗音と嘉音も殺すはずだな
 んーしかし戦人が本当にこの物語の犯人だとすると、今までの話ってなんか何も信じられなくないか?それはそれで推理不能な気がするんだが。

 ここにきてベアトリーチェの「わたしはだぁれ」はちゃんと考えを持っていたほうがいいってきがしてきたな。4話までで答えが出てるとすると名前は出てるけど登場してこない明日夢さんってことになったりしないかな?w ん?そうなるとあれだな、金蔵はベアトリーチェが好きなわけで、もしベアトリーチェが明日夢だとすると金蔵と明日夢の子どもが戦人だとか?・・・でもそうなると明日夢って何歳だ?設定的に無理があるか?いや、戦人は留弗夫の子供だって赤の真実でいってなかったっけ?じゃぁ、金蔵とベアトリーチェの子どもが明日夢で、金蔵は明日夢の子供に当主を継がせたいと考えてるとか?・・・あーでも戦人は明日菜の子供ではないんだよな
 また別の方向から考えてみよう・・・物語でかならず戦人が最後まで残ることを考えると、やっぱり戦人がこの物語の犯人ってことに?でも、それはないんだっけ?でもエピソード5では戦人犯人っぽいしなぁ
 そもそも、魔女を否定する話をするために始まった話のはずなのに、戦人はベアトリーチェを助ける側にまわったりと当初の立ち位置が全然かわってきてだれが何のために論争をしてるのかわからんな

 「わたしはだぁれ」の答えは「明日夢」の説でいってみようか
明日夢は金蔵と元祖ベアトリーチェの子供。元祖ベアトリーチェがなくなったあとの忘れ形見としてその子供をベアトリーチェと思い込むようになった。
 戦人は明日夢の子供ではないと宣言されているのでやっぱり霧江さんの子供なのだろう。そしてその子供は霧江さんが流産したと思ってた子供で、金蔵の策略で留弗夫から引きとって孤児院に一旦うつし、養子として夏妃の元にやってきた子供。19年前に崖から落ちて死んだと思われた子供。戦人はその時は死なず、あとになって事実を知り右代宮に恨みを持って復習を計画する。明日夢の子供である本物の戦人はこの物語の戦人によって6年前に殺されて入れ替わってるとか?成長期の6年会わなければ成長して見違えても大丈夫?やたら背が高くなったとか言われてるし。
殺害対象は霧江さんとの親子関係を引き裂いた金蔵、そしてベアトリーチェ。自分を殺そうとした夏妃とその夫蔵臼、当主継承に邪魔な他の右代宮の家系
ベアトリーチェ=明日夢だとすると、その子供の戦人も対象。殺して入れ替わることですでに達成済。
ベアトリーチェは死んでしまっているので、ベアトリーチェの存在を汚すために、魔女の碑文に見立てた殺人を行う。
トリックとかからのアプローチではないが、今ある伏線からの想像でこんな予想をたててみる。
ふと今思ったんだが、戦人が「落ちるー」が苦手なのって崖から落ちた事に対する潜在的なトラウマだったりとかしないかな?
 まぁ、一応この物語を想像してみた。こうやって一つ説をたててみるのも面白いな。

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode6 - Dawn of the golden witch

(ネタバレ)うみねこのなく頃に episode4 - Alliance of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

いよいよ前半戦最後のエピソード。縁寿が出てきて面白くなってきたところ。このエピソードは未来の縁寿の物語から始まる。魔法についての設定(反魔法の毒素とか)が明らかになる話。縁寿お当番回ですな。
そして、前半戦最後の締めくくりとしての「わたしはだぁれ?」

感想

 最初の縁寿のシナリオで、高層ビルから落ちて無傷で立ち去るとかカッコイイw このシーンはなんかいろいろ想像して楽しくなってしまうな。そんなわけで縁寿はキャラ的には好きになってしまったんだけど、絵がどうも気に入らなかった。この作品に萌えとかは求めてないんだけどもうちょっと好みな感じになってたらなぁ
 六軒島で縁寿が魔法を使えるようになって煉獄の七姉妹で殺してしまった黒服たちや須磨寺 霞はどうしたんだろう?魔法で殺したとしても、あの場に縁寿しか居ないとなると殺人犯になってしまうよね。もうあの世界からベアトリーチェとのゲームの世界に着ちゃったらどうでもいいのかな?
 未来からの縁寿の干渉はどういう設定で行われてるんだろう?「ひぐらしのなく頃に」のかけらむすびのかけらみたいに幾つもの並行世界があってそのなかの救われない世界の縁寿がベルンカステルに見込まれて事態を打開する一手として連れてこられたってことかな?そうなるとこの縁寿はやっぱり死んじゃって元の世界からも消えてしまったってこと?今後のシナリオで出てこないのかな?縁寿は結構好きなキャラだったのに残念だ。
 ところで、縁寿が船頭さんの家で見たものってなんだろう?縁寿以外にはみえてなかったっぽい?あからさまな伏線で気になる。

 魔法の修行をする話はよかった。というか信じると毒素、魔法抵抗値が減って魔法が使えるってこの世界のルールの設定は好きだ。魔法を信じていない人の前には魔法があらわれない。弱い魔法を使うと、妄想としてキャラクタを想像できる、それの延長上に強い魔法での具現化、そして信じている人同士ではそれらを共有できる。そういう考え方は面白い。
 空を飛べると信じている人同士の間では空が実際に飛べるけど、それを毒素をもって空を飛べるワケがないと思ってる人に観測されるとその瞬間に落下したりするのかな?空を飛んでいる人たちとの魔法力と観測する人の抵抗値の勝負になるのか
 そう考えると、観測するものが機械だった場合とかってどうなるんだろう?ビデオカメラを回しているところとそうじゃないところでその空間の魔法抵抗値は変わるのかな?それとも録画した映像を観測するときに因果をさかのぼって抵抗値のあるなしで見えるものが変わる?人工衛星でたまたま撮られてたとかするとややこしい事になるな。

 譲治の体術はなんだよw いきなり強くてワロタ。絶対喧嘩に弱いいじめられっ子キャラだと思ったのに、意志も強いし紗音とらぶらぶだし、どうなってんだ!?
 譲治と朱志香が使い魔とまともに戦えてるのを見て、右代宮家は退魔の力でもあるのか!?と思ったら・・・遊ばれてたのね、カワイソス・・・しかし竜騎士の戦いの描写はなんかやたらと理屈臭いな、何倍だの、どこどこの部隊がなんだの・・・読んでいて覚める瞬間があるなぁ。逆に残虐表現とかは好きなんだけどね。パニックになった人たちの描写やセリフとか

 戦人が明日夢さんの子供じゃないという話はつまり・・・霧江さんの子供ってことか?嫉妬を司る悪魔レヴィアタンと戦ってたときの話だと、霧江さんと明日夢さんは同時に身ごもっていて、霧江さんは流産で明日夢さんが戦人を産んだことになってるけど、もしかして逆で子供を取り替えられた?そうなると、戦人も縁寿もどちらも霧江さんの子供ってことになるのかな?明日夢がどんな人なのかが気になるな
 バトラの6年前の罪ってのが気になる。魔法を否定しベアトリーチェを消し去ってしまったとか?

(ネタバレ)うみねこのなく頃に散 episode5 - End of the golden witch

(ネタバレ)うみねこのなく頃に episode3 - Banquet of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

ついに碑文の謎が解かれる話。絵羽さんが10tの黄金にたどり着き「エヴァ・ベアトリーチェ」となって、碑文の儀式を引き継ぎ次々殺人事件を犯す。今までのエピソードで初の六軒島帰還者となる。

感想

 劇中のゲーム(ゲーム盤?)はやっぱりこの話が魔法的なものを含まないミステリーかオカルトか・・・どちらの可能性も含んだまま話をすすめていって最後に、これは魔法、魔女のファンタジーでしたとなるか、実はミステリーで魔法魔女は存在しないっていう結末にするかを想像しながら楽しむ話なのかな?
 ベアトリーチェが改心していってなんかいいやつになってきてるな。これ、8話をかけて壮大にベアトリーチェをいいやつにして惨劇を防ぐむのがたりとか?っておもったら、最後の最後で騙しかよっ!こいつは悪いヤツなのか
 絵羽さんは、なんか「ひぐらしのなく頃に」の鷹野さんを連想させる。そういうい意味で同じ立ち位置だったりすると、今回はミステリー説でいくと犯人ってことにならないかな?w
 突然「縁寿」なんて名前が出てきて??って感じ、しかも劇中はスルーされてるし。最後に出てきたのが縁寿なのかな?
セリフ回しが「・・・・駄目だな。全然駄目だぜ!!」みたいな戦人っぽかったからその家系とすると、留弗夫と霧江さんの子供になるのかな?っと思ってたら「????」でキターー なにこれ、未来からやってきてるん?過去改変ものか?
 正直、ここまで読んでて話の盛り上がり方が不自然というか、劇中外?みたいなベアトリーチェと勝負をしているところで変に盛り上がってなんか変な感じだったが、こりゃまた面白いキャラを追加してきた・・・というかどんだけキャラ増えるんだよ。でも、次がすげぇ楽しみになってしまった。
 ベアトリーチェが戦人側で明かした赤の真実ってなんだったんだろう?あの時点では改心してるのかな?とおもったから、これは暗に話がミステリーで証明できるということを示していて、結果魔女であることを否定するという伏線なのかな?ともおもったが、最後の最後で騙しだってことで落ちがツイてるとなると演出?そもそも赤の真実って本当に真実なのか?戦人がもてあそばれてるだけなんじゃ?何を疑って何を信じたらいいのかわからん。てかこの感想あらためて見てると、いい感じに俺の思考もひっくり返されまくってるなw

(ネタバレ)うみねこのなく頃に episode4 - Alliance of the golden witch

(ネタバレ)うみねこのなく頃に episode2 - Turn of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

さて、多くの謎だけをばらまいて終わったエピソード1から続けてプレイ。譲治と紗音のラブラブな話からスタート・・・くそっ・・・壁殴っちまった・・・←殴ってない
ベアトリーチェがいきなり出てきて魔法をばんばん使って殺人を行って行く話

感想

 とりあえず・・・ベアトリーチェキターーー!てか、あっさりと出てきたな。エピソード1で居るかいないかとか匂わせてたのをあっさりと覆しやがってどういうこっちゃ。しかもそれだけじゃなく魔法を使いまくる 結局これはなんだ?オカルトなファンタジーなのか?
 黄金のインゴットが3つ出てきたのは、魔法で創りだして戦人の親父達を納得させたってことなんだろうな。しかもそのあと殺してる・・・んーわからん。魔法の存在を認めさせることで殺されても仕方ないって感じちゃうような何かがあったのかな?
 マスターキーの設定がエピソード1と変わったりして・・・どういうこっちゃ?こんなふうにエピソードが進むたびに設定を変えられたらまともな推理とかできないんじゃ?ファンタジーとして楽しく読めればもうそれでいいのかな?
 劇中にTeaTime反省会みたいな劇中外のやりとりがあるのとかどうなん?なんか変な感じだ・・・物語は物語だけをやってればいいのに。なんか、うみねこはまた違う切り口で話を作ってるなぁ
 最後の宴はエピソード1で最後まで残った人たちがなんで肉片しかのこらなかったかについての答えか。でもそのまま信じるとめちゃめちゃファンタジー。
 「家具」と呼ばれてる使用人達は特殊能力者なんか?そうなると源次も何か能力をもってるのかねぇ でも他の右代宮家の方々はそういった能力はない・・・ 鷹の印は魔力の証というわけでもないのか。もしかして、孤児院で集め中で魔力を宿す子供を使用人として迎え入れてるとか?
 最後の魔女である証をさらっと流してわからないままなところが・・・次のエピソードで明らかになるのかな?それとも5話以降に?

(ネタバレ)うみねこのなく頃に episode3 - Banquet of the golden witch

(ネタバレ)うみねこのなく頃に episode1 - Legend of the golden witch

同一作者の作品であるひぐらしのなく頃にのネタバレも含みますのであしからず・・・
感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではありません。

エピソードメモ

導入となる第一話。嵐に閉ざされた孤島クローズドサークルでの殺人ミステリー。洋館に嵐、雷、残虐大量殺人とミステリー風味な物語で構成されてた。クリアした時点では予想通り何のことか謎だらけな感じ。

感想

 OPの曲が志方あきこでびっくりした、同人だけどこのへんが絡んでるんだな。もう最初から商業化する気まんまんじゃないか、だったら立ち絵とかも書いてもらえばいいのに。ひぐらしのなく頃にでも不満だったのがイベントシーンでの一枚絵が無かった事なんだよな。同人だからまぁそうなんだろうけど、このオープニング曲みたいにプロに頼んだりしてるんなら一枚絵も用意してあればいいのになぁ。商業作品ならばここは一枚絵だろう?ってところが何箇所かあったけど、ちょっと寂しい。pixivで補完せよってことなのか?w
 結局最後ははぐらかされてしまったような感じ、どう話をまとめるのかな?「ひぐらしのなく頃に」と一緒で魔女ベアトリーチェが後のエピソードで、出てくるんじゃないか?ミステリーで終わる気がしないw
 ベアトリーチェが”い”る って表現がたびたびされてたのは、ひぐらしのなく頃ににあったオヤシロさまっぽいね。そこに居るんだよ?みたいな、奇妙な感じがあっていろいろ期待してしまう。
 それはそうと、チェス盤回しすぎwww この表現気に入っちゃったのかな?ちょっとくどい気がした。
 最後のマリアの手紙は、「ひぐらしのなく頃に」のどれかのエピソードと一緒で「どうかこの謎をといてください」か・・・好きだねぇ
 結局19人目がいるかどうかは良く解らんな、でも嘉音が殺されるシーンを見るにやっぱり19人目がいそう?
 密室トリック系は戦人と考えは一緒でなんか具体的な方法はわからんがトリックがありそうだな。
 絵羽さん達の殺害現場で魔方陣が一瞬で書かれたのが気になる・・・やっぱりこの世界では魔法があるんじゃないか?ってことはベアトリーチェは本当に魔女の錬金術師で金塊を山ほどつくったのも魔法で実際にあるのか?
 ベアトリーチェは死んでしまったといってたけど本当かな?結局なんだかよく分からない感じだ。次エピソードに期待で


  • (ネタバレ)うみねこのなく頃に episode2 - Turn of the golden witch

  • うみねこのなく頃に クリア(ネタバレ無し)

    ここ1ヶ月ほどかけてようやっとうみねこのなく頃に1~8のすべてをクリアした。長かった・・・

    プレイ時間

    だいたい1話12時間ぐらいかな、8話で約100時間。長いよねぇ、今回は特にミステリーだぞ?推理してみろ!みたいな挑発が多くてエピソードごとにあれやこれや考える時間も入れるともっと掛かかってたかも

    アンチミステリーvsアンチファンタジー

    この作品のテーマ。ミステリー風味のファンタジーな物語が繰り広げられて、さぁこの話はファンタジーな魔法抜きのトリックで説明できるか?それともやっぱりファンタジーなのか・・・そんな事を考えるのがこの作品の楽しみ方みたいだ。

    感想

    全部プレイしきってみて、これは素晴らしい!みんなもやるべきだ!って勧めるほどじゃぁなかったかな。物語のギミックが素晴らしいかというと、面白くはあるけどそれで8話も引っ張るには私には長すぎた。キャラがいいか?っていうとコレダ!ってのは居なかった。でも、ところどころ面白いところはあったな。逆にアクション・・・というか戦闘シーン?の描写はどうも合わない。妙に理屈っぽいというか・・・変にハメを外してるというか、さめてしまう瞬間がよくある。うまく盛り上がってると多少のことは気にならなく勢いで読めるんだけどね。
    結局同人ゲームとして波長の合う楽しめるところを楽しめればそれでいいかな?って感じだった。1作目のひぐらしのなく頃にの方が自分にはあってたかな?いいテンションで読めてた気がする。
    あぁでも曲はすげー良かった。てか、daiさんっていうのかな?ひぐらしのなく頃にでもいい感じのピアノ曲があったけど、今回はこの人が仕切ってるのかな?すげーピアノ曲が多くて良かった。

    以下ネタバレ感想エピソードごとリンク

    うみねこのなく頃にを薦めてくれたフレンド向けにネタバレ有りの感想エントリーを書いておく

    (各エピソードの感想は、そのエピソードまでをプレイした時点での感想で全部のエピソードをプレイした後の感想ではない。)
  • (ネタバレ)うみねこのなく頃に episode1 - Legend of the golden witch
  • (ネタバレ)うみねこのなく頃に episode2 - Turn of the golden witch
  • (ネタバレ)うみねこのなく頃に episode3 - Banquet of the golden witch
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