2011年12月6日火曜日

トラックボール、ゲーミングマウス、キーボードを試してみた


ここ1ヶ月ほどかけて主にlogicool関係のトラックボールを中心にマウスを色々試して見ました。

IntelliMouse Optical


というのも、この10年近く愛用していたMicrosoftのIntelliMouse Opticalがホイール部分がへたってきて、そろそろ新しいのに変えようかな?と通販ページをみたらどこにも売ってない・・・あれ?って調べてみたら、どうも今年で生産中止になってしまったらしく、もう手に入らない。
このマウス自体も3台目か4台目でウェブページをホイールでグリグリスクロールしながら見ることが多くて一番最初に壊れる部分はいつもホイール部分。ホイールの隙間にゴミが溜まって回りにくくなり、ホイールを回そうとすると中クリックが押されてしまう感じになる。それぐらい消耗してきたら、安いものだし次へ次へと買い換えてたんだが・・・まさか生産中止になっているとは。
完全に体が馴染んでしまっていて、リフトオフディスタンス、重さ、クリック具合、ホイールの硬さなどなどが体に染み付いてちょっとでも違うマウスデバイスはどうも違和感があってダメだ・・・
どうせ手に入らないなら!と、新しい世界を求めていろんなポインティングデバイスにチャレンジしてみた。

IntelliMouse Explorer初代


思えば、初の光学マウスとしてIntelliMouseを発売日に秋葉原に行って買ってからすごく気に入って使い続けていて、マイクロソフトのマウスは出るたびに色々買って見てるんだけど、このホコリをかぶってもう使わなくなってたマウスもその内の一つ。
初のチルトホイール搭載機種なんだけど、ホイールの感覚がこの頃からカリカリと1個分とかを入力する感じじゃなくてヌルヌルとアナログな感じにスクロールするようになってしまって、どうもこの感触がだめだった。
あと、この時代の無線機種はまだ反応が悪くて、他の無線と混線したり、電池の消費が激しくバッテリーが重かったりと色々問題が多くて残念な感じだった。この機種に絶望して10年近くずっと安いIntelliMouse Opticalを使い続けることになったんだよな

マイクロソフト Arc Mouse



最初に試したマウスがコレ。折りたたむことが出来るモバイルマウス。ノートPCと共用にできるかも?とか、ワイヤレスだけど軽いからイイカモ?とか思って買ってみたんだけど・・・イマイチ。
ホイール部分はIntelliMouse Opticalと似ている感触で良かったんだけど、光センサー部分がうえのほうについてるのでマウスを動かした感じがどうも違う。あと私はマウスをかなり手前の方を持つ感じなので、マウスの横の腹の部分が空洞になっててつかみにくいのと、クリックが遠くで押しにくかった。
この小ささで光学センサーの性能とかは申し分無いんだがどうも合わなくて断念。

マイクロソフト Arc Touch Mouse



そんな風にArc Mouseに文句たらたらだったくせに買ってしまったArc Touch Mouse。このマウスの最大の特徴はホイール部分がタッチパネルになってるということ。タッチパネルをスリスリとするとホイールが回ってることを示す振動がフィードバックされるという面白い仕組み。
いつもマウスで最初に壊れる部分がホイールなので、このホイール部分を可動部品のないタッチパネルにしてしまえば長持ちするんじゃないか?と期待して買ったんだけど、これもまたイマイチだった。
不満点は、買う前からわかってたことなんだけどArc Mouseと同じくボタンのおしずらさ、つかみずらさ。そしてホイール操作がはやり物理的なものじゃないと微妙だった。
タッチパネルでのフィーリングの限界に挑戦したことは素晴らしいし、悪くはないんだけど物理的なホイールには負ける感じ。ただ、もう一つの特徴である平べったく伸ばす電源OFFで薄っぺらくなって持ち運べるのは素晴らしい。というか、モバイルマウスとしては最高だと思う。だけど、快適にデスクトップを使うにはちょっと足りなかったかな・・・残念。

logicool Wireless Trackball M570



どうせマウスを変えるなら、大胆に買えてみようとトラックボールにチャレンジしてみた。最初に先輩にマイクロソフトのTrackball Explorerという人差し指式のトラックボールを借りてしばらく使ってみたんだけど、思いの外操作出来る感じ。これはイケルか?とまずはクリックする指の変わらない親指トラックボールを買ってみた。
なんだけど、これを1週間ほど使ってみて、どうも駄目だ。細かい操作が難しい。アバウトに操作するのはいいし、ドラッグ&ドロップとかもできる。ワイドマルチスクリーンで画面が広くてもマウスを持ち上げること無くコロコロコローっと画面の端から端まで移動できるのは快適なんだけど、細かい操作がどうしても上手くイカずイライラする。ボタンとかおしずらいし、テキストの範囲選択とかがうまくいかない。
あと、Age of Empire IIIをやってみたけど、これは全然ダメ。兵士を巡回させようとアバウトにその辺をクリックするという作業が全くできない。こりゃトラックボールだめかなーと思ってしまった。

logicool Cordless Optical TrackMan



トラックボールに最後の希望を託して買ってみたロジクールの人差し指式トラックボール。コレでダメならトラックボールは諦めようと思ってたんだけど。これは意外と良い感じ。やっぱり人差し指+中指でボールを操作する方が細かい操作ができてイイ。広い画面を行き来するときはボールをシャーーって転がしてやればいいしトラックボールはなかなかいいものだ。
唯一気に入らなかったところはホイール部分。ここが少し凹んでて回しづらく、ウェブページをグリグリホイール回してみることが多い私にとってはちょっと使いづらかった。けど、ボタンが7ボタンもついてるので、クルーズダウン、アップというボタンをアサインすることでスクロールの代わりにボタンを押している間スクロールするようにして使ってみたら、こっちのほうが快適だった。
というわけで、かなりこのトラックボールは気に入ってるんだけど・・・これでまたAge of Empire IIIをやってみたが、思い通りに動かないorz
慣れもあるのかな?と3回ほどプレイしてみたけど、どうしても斥候を適当に巡回させたりとかのアバウトでクイックな作業がもたつく。マウスジェスチャもやりずらい感じでこのあたりはトラックボールの限界なのかな?と、まだトラックボールを使い始めて1ヶ月も立ってないけど壁を感じてしまった。
普段の作業をする上では場所も取らないし、広い画面をマウスカーソルを動かすのも苦にならない。細かい作業も複数の指でボールを動かしてやれば問題なしなので、これは会社で仕事用に使おうかなーという感じ。

logicool Wireless Mouse G700



というわけで、家でゲーム用にはこのロジクールのゲーミングマウスG700を買ってしまいました。マウスボタンが13個もついてる優れもの。マクロ機能でキーアサインが自由自在。マウススピードもワンボタンで変更可能。まさにゲーミングマウス。
当初のIntelliMouse Opticalじゃないと体に馴染んでて~~ってのはこの1ヶ月ほどいろんなマウス、トラックボールを使ってる間に吹っ飛んでしまったw というわけで、高性能なマウスに今度は慣れていこうという感じで買ってみた。
さわり心地も良い感じにザラザラしてて滑りにくく、ホイールもスイッチ切り替えでヌルヌル高速ホイールモードとコリコリホイールモードが切り替えられる。ホイールの硬さ、重さも程よくてすばらしい。
唯一の欠点は、重い。この重さはゲーミングマウスとして細かい操作をする際に軽すぎると困るとかそういう理由なんだろうけど、普段から使い続けるにはちょっと重い感じ。ゲームする時はコレでいいけど、ウェブ見てまわる時は軽いマウスがいいかなーと思いつつも、使ってるうちになれるかな?としばらく使ってみることにする。
Age of Empire III は問題なくできた。というか、その時の気分でマウススピードを調整したりとか色々便利そう。さすがゲーミングマウスだ。

logicool Gaming Keyboard G510


調子に乗ってゲーミングキーボードにも手を出してしまった。なんといってもロジクールのページのギャラリーの動画がカッコヨスギルwww
コレ見てつい注文してしまった。性能周りについて詳しくは
4Gamer.net ― ロジクール,5キー以上の同時押し対応を実現した多機能キーボード「G510」(G-Series)
このあたりの記事を見るのがよさそう。
液晶画面がついてて、ストップウォッチやRSSリーダー、CPUメーター、メモリ使用率が表示できたりして無駄にバカだwww
マクロキーも豊富で、Luaスクリプトで制御可能とか高性能過ぎる。でも、意外とこのマクロキーって仕事で便利なんじゃ?と思いだして、会社で使って見ることにした。
ストップウォッチもローディング時間の計測とか、1ゲームにどれぐらいの時間がかかったか調べるのに使ったりとかできて意外と便利だった。
マクロキーもゲームでの特有の作業の繰り返し、メニューの上から3番目を選択して、○、×みたいな毎回同じ事をしてデバッグとかするときに使って、便利な感じ。
右側にあるボリュームホイールもなかなかよくて、集中したいときはボリュームを上げて、周りの様子が気になるとボリューム下げて。
バグ報告の動画を見てる時に、今のシーンを巻き戻さないとっ!って時にとっさに右上の方にあるメディアキーで巻き戻し、早送りができたりと思ったより仕事で役に立ってるっ!
最初、シャレのつもりで買ってみたんだけど、これはいい買い物でした。でもまぁ、家では必要なさそうだなw

まとめ

というわけで、会社ではGaming Keyboard G510と人差し指トラックボール。家ではゲーミングマウスG700を使うことになりました。情報収集に協力してくれた人や、マウスを貸してくれた方、ありがとう。この一ヶ月でかなりマウスキーボードにお金を使ってしまったけど、快適なPC環境を手に入れることが出来ました。

0 件のコメント: