2010年5月10日月曜日

ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)


なんていうか、オレの心にヒットする作品だなっ!このソードアートオンラインってのは
今回もすげーおもしろかったです。

感想(ネタバレ)

突然シーンが随分違うところから始まってパニくった。あれ?1巻読み飛ばしたか?みたいな
今回は妹リーファとオンラインで大冒険をしてたら、世界樹にたどり着いたところでやっぱりリアル割れしちゃってさー大変って話し。
地下のヨツンヘイムからの脱出から始まるんだけど、途中にあった明らかに伏線っぽいエクスキャリバーが出てきたけど。結局デバッグコマンドっぽいので生成して使っただけで取りに行く話にはならなかった。これで伏線回収なんだろうか・・・だとしたら随分と読めない展開だな。ダミー伏線入り交じってwktkが止まらんw

さて、キリトが世界樹目指してアスナを助けようとしてるところに、キリトが好きになっちゃってついてきちゃってる妹リーファなんて設定じゃ確実にバレるよね。
この正体がバレる瞬間ってなんかすごく好きなんだよな。さらにいえば、正体がバレた後も一緒に絡みがあって話がしばらく続くと最高。
この傾向、古くはセイントテールあたりから好きになりだして。でもセイントテールは正体バレた後は数話しかなくてちょっと寂しかった。それに比べてウェディングピーチやりりかSOSは正体バレた後も随分長いこと話が続いて楽しかった。

世界樹へ突入で大ピンチ。そこに前巻で資金を寄付したギルドが救援にキターー、しっかし展開早いな。これだけいろいろ仕掛けがあれば2~3巻分ぐらいは話しが書けそうなのにw
正直1巻でいきなり最初のオンラインゲームの世界が終わった時は次どうすんだよって思ったけどちゃんと話続いてるし、いいのかな

そして、早くも須郷とラストバトル。管理者権限を使いまくりの反則技でガンガンせめて来る。まぁそうだよね、自分で作ってるゲームの中では裏デバッグコマンド使い放題だよね。プレイヤー無敵コマンドやら時間停止して強制移動したりとかデバッグ版のゲームなら普通できるよねw
MMORPGもユーザーにレベルとか設定してあるのかな?GMレベルとかで権限付与はしてありそうだけど、此の話にでてくるみたいな管理者権限で好き勝手できるようなレベルのアカウントとか実装ってされてるんだろうか・・・リリース時には外しちゃわないのかな?だって、なにか間違って一般ユーザーが管理者権限持ったら大変なことになるよね。まぁ大変なことになって須郷はやられてしまったわけだがw

でもまぁ、茅場ならいろいろやりかねないか。巨大なMMORPGのソースコードの中に自分のアカウントIDによる抜け道をハードコーディングとかやってそうw
しかし、前回の感想で「須郷のやり方を気にくわない茅場のささやかな抵抗」とか書いたけど、なんかささやかどころじゃない形で現れたなw
茅場サイドの話でも1巻つくれそうな感じだ。ぜひやってほしいところ。

さて、アスナを救出してオンラインで完全勝利をしたところでオフラインで迎えに行く。このオンラインとオフラインの切り替えもいいね。オンラインでCo-opでラスボスを明け方までかけて倒した後、学校で友達と会った時の感じとか・・・なんか懐かしい。
最近はネットでつながってるのに慣れてきちゃってオンだろうがオフだろうが気にならなくなってしまったが

というわけで、リアルでも須郷を倒して綺麗に終わったところでこの巻も終了。茅場の贈り物としてフリーのフルダイブ型MMORPGフレームワークが公開されて多数のMMORPGの世界ができ、相互にコネクションをはるようになったりと物語の発展先が作られててまだまだ話は続けられそうな感じ。最後の最後で浮遊城アイングラッドを復活させて、さぁいくぞーってところで終わってる。はたして次巻からどうなってしまうのか?
あとがきにも書いてあったけど、大きく方針転換?らしい 2巻みたいな短編集とかも楽しそうだし、茅場サイドの話とかも見てみたい気もするし・・・それともドタバタな感じになるのかなぁ
こりゃまた次の展開がきになる!楽しみだ!

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