ダンガンロンパ クリア[Chishow PRESENTS BLOG]
1の感想はこちらから・・・
で、2の方の感想をざっくりと・・・
ゲームシステム
こちらは、1からほとんど変わりなし。学級裁判で追加のミニゲームがちょっと増えたぐらい。難易度もゲームとしては少し優し目な感じ。特に日常パートをしっかりやってスキルをセットしておけば困ることはない感じ。
シナリオの謎の難易度は若干上がったように感じる。いや、謎が難しくなったというよりは証拠やトリックから導かれる犯人っていう感じがちょっと薄くなっちゃって学級裁判中の言動から「あれ?こいつが怪しくね?」みたいなそういう感じで推測してくほうが強く感じてしまった。しっかり検証してないけど、この条件なら他の人でも犯行できそうじゃね?みたいのがあった気がしてちょっともやもや。
あとは、このシナリオの大きな設定がアレなんで・・・じゃぁ、別の方法でもいいんじゃ?みたいな感じが拭えず謎解きとしては質が若干落ちた気がしたな。でもまぁ狛枝くんのキャラが強烈過ぎて、かなり楽しませてもらったからいいか
あぁ、あと「その言葉、切らせてもらう!」がかっこよすぎます!
以下ネタバレあり
各エピソード別感想
エピソード1
でぶっちょ十神がパーティー中に停電が起きて何故か机の下で殺されてしまう話。唯一のダンガンロンパ1からのキャラなんで最後まで生き残るだろうと思ってたら真っ先に死んで早速裏切られた。
狛枝くんが会場の掃除を独りでしてたり、とっても怪しい雰囲気バンバンするんだけどこいつがいきなり犯人ってことはなさそうだよなぁ~と思ってたら案の定な展開。エピソード1の犯人はダンガンロンパ1でもそうだったが同情しちゃうようなシチュエーションの奴が多いな。
エピソード2
トワイライトシンドローム殺人事件ゲームが動機となってビーチハウスで超高校級カメラマン小泉 真昼が殺されてしまう話。このエピソードで出てきた遺跡が見た目が希望ヶ峰学園でなんかスゲー怪しい。やっぱりダンガンロンパ1とは関連があるんだよな?キャラもなんとなくダンガンロンパ1に似てるキャラが多いし、「超高校級の幸運」とかかぶってるし。
あと気になるのは「超高校級のゲーマー」と言われてる七海さん。この人ゲーマーって割には事件が起こるとまるで探偵みたいに色々てきぱきとこなしていく。どことなく霧切さんを連想するんだが、1で生き残ったキャラが記憶消されて性格変わって別キャラを演じてるとかないかな?・・・いやないかぁ
今回の犯人は辺古山ペコ、このキャラ九頭竜と関係してる伏線があったから妹とかなのかな?と思ってたが違った。実は3人兄弟でコロサレタ妹の仇をとるべく協力して犯行をおこなったのかなー?とか最初思ってた。
学級裁判の途中で、普段あまり喋らない辺古山が妙に議論を誘導し始めて「あれ?こいつってまさか?」って感じだった。人狼で普段喋らないのに狼のカード引いたら饒舌になっちゃうみたいなそんな感じだったw
エピソード3
絶望病なる謎の奇病が発生してわたわたしているうちに、ライブハウスで澪田が首吊り他殺、西園寺ひよこが柱にガムテープでグルグル巻きにされて殺されてしまう事件。このエピソードは本当に最後の方まで犯人がわからなかった。トリックが巧妙ですごく知的なやつが犯人だと思ったので、ふだんからオドオドしてる罪木さんを犯人から除外してたって感じ。こういう複雑なトリックができそうなのって狛枝か得体のしれない田中ガンダムぐらいしか居ない!って思い込んでた。
あと、謎の奇病「絶望病」ってのもなんか現実離れしすぎてて推理の邪魔だよなぁ。入院してた二人の絶望病がいつ直ったのかイマイチはっきりしないように感じてて、殺人が行われた夜に直ってるとか病気のふりをしてるとかが可能そうで、それなら犯人って限定されないんじゃ?とか思った。
エピソード4
ロボット殺人事件。ドッキリハウスのトリックてか、メカ弐大ってなんだよw こんなのありなのか?推理物なのにこんなにファンタジーで大丈夫なんだろうか?ちょっと度が過ぎているような・・・
それはそうと、今回の謎はなかなか難しかった。トリック自体はある程度分かるんだけど犯人の確定に至るようなものが薄いというか・・・。ドッキリハウスの構造は結局狛枝くんの写真がでるまではっきりとは分からなかったな。
最後の犯人の推理だけど、なんか納得度が低い。アリバイの話で言えば豪華な客室に泊まってて音が聞こえなかった人たちはみんなアリバイが無い気がする。条件としては狛枝だってできたはずだし、まぁここはプレイヤーが狛枝を操作することによって事前にファイナルデッドルームをクリアしてないことが分かることで防いでるのかもしれんが・・・。あと、タワーのドアやエレベーターの破壊順序を変えればマスカットタワーの人たちでも犯行な可能な気がする。
なんか確定していないのに自白と多数決で決めちゃった感があってもやもやするなぁ
エピソード5
狛枝殺人事件狛枝くんの狂いっぷりが全面に押し出されたエピソード。いやぁすげぇいい感じに狂ってるね!このキャラ好きだわw
狛枝の罠によって誰が犯人か分からないまま、犯人自身も分からないまま犯行を行ってしまう。しかしなんでモノクマだけ分かるんだ?なんかシステム的な存在なのかなぁ?あれ監視カメラで見てたって分からないだろうにすべてが分かる設定とかちょっとムリがある気が。
狛枝自身がここまで用意周到に準備してるなら、これって狛枝の犯行で自殺ってことになりそうな気がするんだが、このへんのルールもなんだか曖昧になってきたなぁ。殺人を犯して生き残れるのはクロ一人のみってルールを敷くことで共犯関係が成り立たないとかを推理の手がかりにするようなゲームだと思ってたんだが、エピソード2ではいきなり共犯関係だし。狛枝くんにいたっては完全に狂っちゃってるし。
そんでもってクロの判定もなんかモノクマが決めちゃってるしちょっと推理物としてどうなんだ?って感じ。
そして、ここでは結局犯人は七海さんが選ばれてしまう。これも結局根拠があってのことじゃなく「超高校級の幸運」がランダムで選んだ結果だから裏切り者の未来機関の手先に違いないというちょっとご都合主義的な結論の導き出され方でなんだかなぁ
それにしても、この七海ってキャラなんか色々禁止事項が設定されてるみたいだけどロボットなのかな?お仕置きムービーでロボットだってバレたりとか?って期待してたんだけど普通に潰されて分からなかったな。
エピソード6
最後の裁判色々とダンガンロンパ1とのつながりが明らかになっていく。十神が偽物とかちょっとわからなかったな。いい感じにミスリードされてた。
自分たちの正体が実は超高校級の絶望に侵されてしまった残党ってのは最後の最後まで分からなかった。「もう分かるよね?」って苗木君に言われてざわってなった
モノクマを操ってるのは江ノ島盾子だって知ってたんだけど、前作で死んでるはずだし今回どうなってるんだろう?って思ってたが、まさかの全部仮想世界の話とか・・・ちょっと、えー?って
それだと、メカ弐大とかもまぁわかるし、モノクマがあの世界のすべてのことについて理解できるのも分かるけど・・・うーん
あぁ、それから七海も生身の人間じゃなくてアルターエゴ的な人工知能プログラムだったんだな。ロボットっぽいと思ったのはある意味あたってはいたのか
1とのつながりや、人類史上最大最悪の絶望的事件についても解説があったけど期待してたほどではなかった感が・・・というわけで、クリアした感想としては、狛枝&七海のキャラはよかった!けどシナリオや世界設定はなんかちょっと微妙だったかもしれん。
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